トレモロのチューニングを安定させる9つのポイント

かなり前に見たページのメモ。今はなぜか見ることが出来ない。

WaybackMachineでなら読める。

Mythbusting: 8 ways to improve tuning stability of tremolos

このページの最後に9つののポイントがまとめてあるから、それを訳してみた(原文のタイトルは8つなのだが…):

  1. スムーズなストリングの動きを確保する。各接点に潤滑剤を使用する。 弦専用の潤滑剤(Tri-Flow、Big Bend Nut Sauce、Guitar Greaseなど)を購入することもでるが、テフロンやグラファイトの潤滑剤でも良い。
  2. スプリング・フック、ブリッジの弦穴、サドル、ブリッジ・スクリューのピボット・ポイント、ナット、リテーナーに注油する。
  3. トレモロ・スクリューを締めきらず、少しだけ硬めの状態にするのも良い方法だ。
  4. 弦を張り替えた後、フローティング・ブリッジをセットアップする必要があるかもしれない。
  5. 定期的にコンタクト・ポイントをチェックし、メンテナンスする。 粗い部分を見つけたら、目の細かいヤスリやサンドペーパー、研磨紙を使って滑らかにする。
  6. ヴィンテージ・トレモロでは、6本のネジのうち4本を外し、左右の2本だけを残すという方法もある。 そうすることで、ブリッジは固定されたまま、摩擦が少なくなる。 別の方法として、真ん中の4つの穴を大きくしてネジとの接触を防ぐこともできます。
  7. パーツを改良したもの(Wilkinson、Gotoh、Schaller、Hipshot、Babicz、Callahan、KGCなど)に交換したり、ローラー・サドル、自己潤滑性サドルやナット(Graph Tech TUSQ)、ローラー・ストリング・リテーナーなどを使用することもできる。
  8. チューナーをロック式チューナーに交換する(Sperzel、Hipshotなど)。
  9. ストリング・リテーナーが不要になるスタッガード・チューナーを使う。

基本的に弦と接触している箇所とアーミング時に動く箇所をチェックし、潤滑させるか、摩擦を小さくする。弦の端は可能であればロックする。といったところか。