映画『BLUE GIANT』を見てきた

映画『BLUE GIANT』を見てきた。以下はネタバレもあるかも知れない。

原作は読まずに見てきたので、分かっていない部分もあると思う。 それを差し引いても、良い映画だったと思うし、楽しめた。

黒田和良さんの動画で予習するのも良い。

思いつくことを箇条書きにすると以下のような感じかな:

  • 劇中の曲はどれも良い。上原ひろみの曲っぽくアグレッシブで熱い。(ただね、ライブでずっとこれだと、おじさん的にはツラそう…。)
  • 玉田が自分の腑甲斐無さに泣く場面は辛い。自分の演奏に落ち込むのは「あるある」だ。自分もジャズ研の定演後はよく死にたくなった。
  • 沢辺雪祈がSo Blueの支配人にダメ出しされる部分は、自分もそう思っていて、そう分かるようにピアノを弾いていた上原ひろみはスゲー。
  • 最初の場面のサックス・プレイから中盤以降のプレイがどんどん進化していく過程が分かる。ここは面白い。
  • 壁に当った後の沢辺雪祈のピアノ・プレイは上原ひろみの弾く姿ばかりが浮かんでしまう。
  • サックス・プレイはさすが良かった。けど、後半のピアノの弾け具合(上原ひろみの「まんま」)に比べると、まだまだ余白があるように聞こえる。というか、自分的にはまだ物足りない。これは今後の伏線?
  • 全体的に男臭い。メインで登場する女性がTAKE TWOのオーナーのみで、女っ気が皆無の映画だった。
  • 主役の声が山田裕貴、沢辺雪祈役が間宮祥太郎、玉田役が岡山天音で、これらはとても良い。特に山田裕貴は良かった。

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