Linux で Chrome を起動するとキーボードが使えなくなる症状

Debian 12 をクリーン・インストールして以来、Chromeを起動するとキーボードが使えなくなる症状に悩まされていた。

Chromeで開く編集フォームだけでなく、デスクトップ上のアプリのすべてキーボードが使えない(キーを押しても入力されない)。Chromeを終了すれば、キーボードが復活する。なんだこれ。

結論から言うと、拡張機能の古い設定が悪さをしていたようだ。似たような例はいくつか見付かる:

Chromeの同期をすると、Windowsで使った古い設定もまるごと同期される。 Windowsでは問題がなくても、他の環境では問題が顕在化する場合があるということか。 分かりづらい…。

今回の場合は、Google Music Play (かなり前にサービス停止)のほか、使えない拡張機能が三つあった。 これらを全部Chromeから削除したら、問題なくキーボードが使えるようになった。

たまに拡張機能は棚卸しするのが良いかも知れない。 今回あらためて見直してみたところ、拡張機能によっては更新が止まっていたりセキュリティ上の問題が判明しているものが散見した。

上のゴタゴタを解決する前はChromiumも試してみたが、ブックマークだけでなく、そのほかも同期されないのは非常に使い勝手が悪いと感じた。 ネット・PC・スマホの生活がすっかりGoogleに支配されていると感じてしまった。

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