異次元という言葉が相応しいプレイ: Shawn Lane / Powers Of Ten; Live!

今さらならがShawn Laneです。

ライブ・アルバム Powers of Ten; Live! を買いました。

YouTubeでGray Pianos Flyingを見てそのプレイにのぞけりました。独特なメロディ、滑らかなフレーズと限界を知らないようなスピード。 久しぶりに「異次元」という言葉が頭に浮かびました。

ギターの音色は、Tribal Tech初期のスコット・ヘンダーソンを思い出します。ショートディレイがうっすらかかっているように聞こえますね。

巨漢になっていますが、皮膚の病気の治療のせいで体重が増えたためのようです。 病気の関係のせいなのか、ソロアルバムは4枚と少ないです。

Shawn Laneという人はギター雑誌には一時期出てましたが、あまり一般的に知られていません。 速弾き系という分類をされるのに、ロック系ではないせいか一部のマニアにしか認知されていないようです。 ギター・プレイだけでなく、作曲も個性的なのでもっと知られても良かったのに、と思います。 ただギター・プレーヤーの間ではかなり知られた人でしょう。

このアルバムは1993年のライブを録音したもので、ソロアルバムとしては最後のもの。 ジャンルとしては、サックスもフューチャーされてフュージョン系と言えます。

聴いた感じでは、プレイは絶好調です。ウェザーリポートの”Black Market”も演奏していますが、これが全然違和感がない。 作曲面でジョー・ザヴィヌルの影響を受けたかどうかは分かりませんけど。

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