概して、類似性が主題の時は to、違いが主題の時は with とな。
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Strunk and White (The Elements of Style)
“to compare to” は本質的に違うものと見なされているものの類似性を指摘したりほのめかしている。
“to compare with” は本質的に同じものと見なされているものの違いを主に指摘する。
例としては
人生は巡礼、ドラマ、戦いになぞらえられる。(compared to)
(アメリカ)議会はイギリス議会と比べられる。(compared with)
パリはアテネと比べられる。(compared to)
それはロンドンと比べられる。(compared with)
AP Stylebook
“compared to” は詳しい説明の必要なく、二つやそれ以上のものが似ていることを断言する意図がある:
彼女は女性の権利のための自分の仕事を、スーザン・B・アンソニーの女性選挙権のための運動になぞらえた(compared to)。
“compareed with” は類似点または違いを説明するために列挙する時に使う:
彼に最も近いタイムの選手のタイム2:14に対して、彼のタイムは2:11:10だった。(“compared with”)
Penguin Writer’s Manual
Compared “to” or Compared “with”?“to” と “with”の両方の前置詞はcompareの後に使うことが出来る。どっちがより正しいということはないが、意味は少し異なる。
“to”は伝統的に比較や比較の意味のポイントが類似にある時に使われる:
私は自分の作品をディケンズのような誰かの作品と比べるのを躊躇う。
一方で”with”は、類似点よりも違いが大事であることをほのめかしている:
この国に住む人々に提供される設備とこの都市の住民に提供されるものを同じように比較した。
自動詞としてcompareを使うときはwithを使う: 我々のアウトプットは彼らとは単純に比較できない。