gnuplot 5 のマニュアルから新機能の部分を訳してみました:
- line の dot-dash パターンは他のlineプロパティとは独立に指定できるようになった。
set dashtype <tag> <dash-spec >
- テキストの修飾は、下付き、上付き、フォントサイズ、その他に加えて、ボールドとイタリックをサポートするようになった。
- Interactiveなターミナルはハイパーテキストラベルをサポートするようになった。
- 新しい座標系(degree, minutes, seconds)
- 軸のラベルのデフォルトのformatが “%h” (1.2E5 から 1.2×10^5のようになる)
- in-line data block中にコマンドスクリプトを置くことができるようになった。
- 32ビット アルファチャンネルをRGB指定でサポート
plot "hoge.dat" lc rgbcolor "#AARRGGBB"
- hsv2rgb(H, S, V)関数による翻訳でHSVカラー指定をサポート
- セカンダリー軸(x2,y2)はマッピング関数を通じてプライマリー軸にロックできる。
- plot コマンド中の関数毎にサンプリング範囲を指定できるようになった。
- libcerf ライブラリが使える時は、複素数の関数 cerf, cdawson, erfi, faddeeva などで使われる。
import f(x) from "plugin.so"
- import コマンドはユーザー定義した関数名と外部share object による関数を紐付ける。
- interactive session の履歴は番号で再実行できるようになった。
hisotory !N
- bit-shift演算子 >>, <<
- 新しい plot style: with parallelaxes, with table, labeled contours
- gnuplotスクリプトに引数を渡すことができるようになった。