バリトン・サックスのジェリー・マリガンとトランペットのチェット・ベーカーのライブ盤です。 若きジョンスコが参加しています。
Wikipediaによれば、ジョンスコにとっては2番目のレコーディングのようです。
プレイはまだ完成形ではないですが、ところどころで「らしい」フレーズが顔をのぞかせてニヤニヤしてしまいます。
ギターサウンドは軽めの歪み。とても良いです。やはり管楽器と対等に渡り合うには、これくらい歪んでいるのがちょうどよい。 ジョンスコはサウンド的にはチャーリー・クリスチャン直系ということで。なぜ他の王道ジャズ・ギタリストは歪ませないんでしょうね。
主役のジェリー・マリガン、チェット・ベーカーも好調で、アルバム全体でも楽しめます。 ピアノ・エレピでボブ・ジェームス、ドラムがハーヴィー・メイソンという後のフュージョンシーンを牽引する二人が参加しているのが意外。