自分は新聞を購読しなくなって四半世紀以上経過している。 学生のころは、世間知らずで販売店の勧誘に負けて月極めでとっていたけど、ポスドクを辞めて日本に戻ってきて以来はまったくとっていない。
学生のころは、新聞を取らないほうが少数だったようなイメージだが、さてイマドキはどうか。
新聞通信調査会という財団法人が世論調査結果を公表している。 これを参考にしてみる。世論調査を読むと、この団体は全体的には新聞社寄りのスタンスと思われるが、実際どうなのかは分からない。
これを書いている時点で最新は2022年だ。 9ページの図表2 月ぎめでとっている新聞を引用すると以下のようなグラフがある:
データは新聞をとっている・全国紙・県紙と地方紙・ブロック3紙に分類されている。 どれも減少しているなか、全国紙はとくに順調に減少している。全国紙(朝日、毎日、読売、産経、日本経済新聞)のデータをプロットしなおしたのが以下のグラフだ。
簡単に線形で近似してやると年度をYとすれば
\[ -1.8 Y + 3763.2 \]とフィッティングできる。
これがゼロとなるのは2036.9年度となる。 線形で近似した場合という前提はあるが、このままのペースで減少していくと2040年を待たずに全国紙を購読する人はいなくなるという事態もありそう。
全国紙がなくなっても地方紙やブロック3紙は残りそうなので、ペットトイレ用の古新聞が欲しくなっても問題はなさそう。
朝日新聞なんかは「捏造」で有名だから、ネタとして読む人以外はよほど反日的な思想なんでしょうね。 たとえば、ここ(世の中をわかりやすく)に『朝日新聞の「捏造」・虚構報道一覧』がある。
DIYなどで必要になったら、Amazonで買えば良いしね。 これなんかは2ヶ月分で2000円弱。かなりお得感はある。