「ジャズが好き」に気をつけろ

2017年8月16日

酒の席なんかで「ジャズが好きなんだ」なんて話題になることがあります。ちょっと待って。その「ジャズ」は何を指しているの?

酒の席なので、フリー・ジャズのことを言っていないとは思います。でも、デキシーランドジャズもジャズだし、デューク・エリントンとかカウント・ベイシーのビッグバンドジャズもあるし、ビバップ黎明期からチャーリー・パーカーもジャズだしね。スコットラファロがいた時代のビル・エバンスや、チェットベイカーも「ジャズ」で人気があるよね。1960年代のマイルス・デイビスが好きって言う人もいるよね。人によってはアトランティックとインパルスのコルトレーンがジャズっていう人もいますよね(←これは大学1-2年生の頃の私…)。

私の経験から言うと、上記のことを知っている人は「ジャズが好き」みたいな軽率な言い方はしないと思った方が良いのではないでしょうかね。「ジャズが好きなの」という人は、なんとなく「ジャズ」を捉えていて、コンピレーションCDなんかを聴くくらいを言っていることが多いと思いますよ。あるいは、ざっくり音楽の話題に合わせてくれた、というだけの場合もあります。

まあ酒の席なので、小難しいことを言わずに笑って話を合わせて上げるのが大人ってものですよ。特に年上の方に対しては。(自戒を込めて…。音楽の話を合わせるのって難しいのですよね。)