LinkedInで求人をくれる“腕組みマン”たち

惰性でLinkedInをたまに見ると、求人案内のメッセージを頂くことが多い。 「おお、自分もまだ賞味期限切れではないのか」と思うのと同時に、腕組みされている人から求人案内を貰っても有り難みが薄いと感じる。

例えば、腕組みしたプロフィール写真はこうした方々である。

たしかに、これだけなら何となく「自信がありそう」「無難なポーズ」である。 LinkedInのポートレートで腕組みが多いのは、欧米のビジネス写真テンプレを真似しているか、カメラマンの「とりあえず腕組みしときましょう」の一言が原因らしい。 つまり、あまり深く考えていないのだろう。

しかし、どうにも偉そうに見えてしまう。 腕組みは「自信と権威の演出」という側面と「防御的」「閉鎖的」という印象も与える。 あと若い人が腕組みすると虚勢を張ってる風に見えなくもない。

偉そうな人から「求人あるよ」とメッセージを頂いてもですね、あまり嬉しくないというか、怖いというか。 初対面で腕組みして「交際してください」くらい距離感がバグってるというか。 「履歴書を読んでやる」ってことですかね。

求人案内を出すのに、腕組みしたプロフィール写真のままでいるエージェントは受け取る側の心証をあまり深く考えていない可能性が高いと思われる。 とすると、残念ながら腕組みしているエージェントはあまり優秀ではない可能性も高いだろう。 他人が相談したくなるようなポーズをAIに聞くぐらいのことはしても良いのに。イマドキのAIなら数十ポーズ提案してくれるぞ。無料で。秒で。

ということで、こうした腕組みエージェント様からのメッセージはそっと閉じるか、そっと削除することにする。 DMボックスに腕組みの人ばかり並ぶと違和感があるんだよなあ。