エリック・ジョンソン Cliffs of Dover のギターサウンドの秘密

The Secrets Behind Eric Johnson’s Guitar Tone on “Cliffs of Dover”

エリック・ジョンソンのCliffs of Dover のギターサウンドの秘密に迫った記事が Guitarworldに掲載されました。

この曲に限らず、エリック・ジョンソンのサウンドは魅力的です。ストラトでもセミアコやSGでも、伸びやかで甘く滑らかに歪んだ独特のリードトーン、ファズを効かしたダーティ・リズムトーン、クリーントーンとどれも個性的で一朝一夕に真似できないサウンドです。それでも、特にリード・トーンは自分で再現したくなるサウンドなのです。

この記事によると、Cliffs of Doverは一部がストラト、その他はES-335とあります。

ES-335というのはムック(レジェンダリー・ギタリスト 特集●エリック・ジョンソン (シンコー・ミュージックMOOK))でも書かれていて驚きはないのですが、イントロ25秒間の部分とソロの最初の10秒間はストラトとあります。言われてみればソロの最初の10秒間とその後は音色が違います。10秒後は音が太くなっています。イントロはギターの違いは正直分かりません。

もうひとつエリック・ジョンソンのトーンの特徴としてピッキングがあります。アップ・ピッキングがピックガードから上に持ち上げるようになっています。 この記事では、パーカッシブでないトーンがこのピッキングによるものとしています。

確かに、この動画でも独特なアップ・ピッキングが見て取れます。

機材のセッティングも載っています。でも、この手のセッティングをして上手くいったことがないです。まあ、アンプシミュレーターのせいかも知れませんが 。そうは言っても、アンプのセッティングは参考にはなると思います。トレブルがゼロなのが潔いですね。

ストラトだけで演奏されたサウンドも極上です。憧れの音です。まあ、ぼくにはこの音は出せません。