「17才」がつく歌を調べてみた

「17才」がつく歌を調べてみました。実際には13才から19才まで、タイトルに入っている曲を調べてみました。

検索はオリコンを使いました。検索結果はシングル曲のみカウントしています。

13才-19才がタイトルに含まれる曲

13才-19才の検索結果は下です。「才」と「歳」で若干件数が違います。17才・17歳がダントツですね。

18才・18歳はあまり人気がないらしい。 19才・19歳で若干増えるのが興味深い。

(ちなにみノイズはかなりあると思いますが除去していません。)

英語系はどうか

では英語系ならどうでしょう。こちらは”sixteen”がダントツです。 ここは日本語のタイトルとは大きく違うところです。

まあ、オリコンで世界中の全てを網羅しているわけではありませんし、日本語の曲でタイトルに英語を含んでいるものもヒットしています。 また、必ずしも年齢のことを指しているわけではないと思います。

ということで日本ではどうやら17才・17歳がいちばん人気で、英語系では16才・16歳あたりが一番人気のようです。

なぜ17才が多いのか

あまり真面目に調べる気はしませんが、ちょっと考察してみましょう。

17才(面倒なので歳は省略します)というのは、日本だと高校2-3年生。

身体的にはだいぶ成熟してきても、精神面はまだまだ伸びしろがある時期でしょう。

希望もあったり、なかったり、はっきりしなかったり、何かを諦めることもない(たぶん)。 かと言って不安はあったり、まだまだ知らないこと、分からないことは多い。

伸びやかさと危うさを内包した時は、過ぎてしまうと懐かしいような恥ずかしいような眩しいような。 という感じで歌にしやすいのか、歌にしたくなるのか。

まあ、17才のリスナー向けというよりは、(遠く)過ぎ去った人逹が愛でる感じはします。眩しいのが見たいとか。

17才・17歳の曲

17才の曲など

17才: 森高千里

ぼくらの世代はまずはこれですね。南沙織がオリジナルなのは知っていますが、インパクトが全然違います。 どうしても脚に目が…。

森高はセルフプロデュース感があって、そこがアイドルと違う立ち位置になる要因でしょう。映像見ると、そんなのどうでもいいですが。

17才: 南沙織

南沙織バージョンはこちら。まあ1970年代の17才のイメージはこんな感じなのでしょうか。 (今と比べれば)化粧っ気もなく見た目も素朴ですが、アクションも地味で歌も素朴な感じです。

「大人たち」に歌わされている感を見てしまうのは、ズレてしまった大人になったせいでしょうね…。

17歳の地図: 尾崎豊

尾崎豊の「17歳の地図」。15の夜の影に隠れがち。ぼくは尾崎豊の歌詞は好みではないですが、17歳ということで。

タイトルありきで尾崎に作らせて、プロデューサーの琴線に触れたようです。大人が作らせた感を感じるかで好みが別れるような。

17才: ハルカトミユキ

「色づく世界の明日から」のOPですが、最近のイチオシです。

Edge of Seventeen: Stevie Nicks

“Age of Seventeen”のアメリカ南部訛りから”Edge of Seventeen”になったエピソードがあります。

17才のエッジというのが新鮮です。