ニール・ラーセン / Jungle Fever

ニール・ラーセンのファースト・ソロ・アルバムです。

オルガンの比率が高いですね。オルガンのソロが気持ちいい! 曲はさすがのラーセン節なので安心感があります。

もちろん全編バジー・フェイトンも参加しています。 あまりソロは多くないですが、バジー節が聴けるのは嬉しい。少し粗い気もしますが、そこがまた良い。

ぼくとしてはやはりチョーキングにバジー・フェイトンっぽさを感じます。 フレーズも「らしい」ものが聴けます。 クロマチックに移動するフレーズもスリリング。

メロディーのユニゾンもありますし、バッキングもふんだんに聴けます。 バジー好きなら外せないでしょう。

ベースはWillie Weeks。かなりの引っぱりだこなベーシストですね。最近だとジョン・メイヤーの”Continuum”にも参加している。 ドラムはWillie Weeksと名コンビと言われたAndrew “Andy” Newmark。 パーカッションがラルフ・マクドナルド。ということで、かなり安心感があるメンツで固められています。

もともとのHorizonが倒産してしまったので入手が難しかったようですが、その後A&M Recordから2回くらいCDで再発されています。