ぼくはお酒を飲まないのですが、飲み会なんかで「飲まない」というと周囲の人から理由を訊かれてうんざりしています。
ぼくの周囲には、どうやら「お酒は飲むもの」という観念があるらしく、飲まない選択肢はないようです。
そういう人逹は、なんでお酒を飲む必要があるのかなんて考えたことはなさそうに思えるのですが…。
そんなわけで、飲み会でもすぐに納得してもらう「飲まない言い訳」を考えてみました。
目次
宗教上の理由
ぼくの場合、これが最も一番の理由です。初期仏教では五戒でお酒は禁止されています。
とは言え、日本では初期仏教の五戒なんて説明するのも大変です。
『大乗仏教では「般若湯」と称して呑んでいるではないか』、などと物知り顔で逆に説教されそうです。
医者に止められている
これは納得してもらえそうですが、「どこが悪いの」なんて傷口を広げそうです。
ちなみにぼくは医者にお酒を止められていはいません。
酔うのが嫌い
今となっては、これも大きな理由です。酔うってどういう意味かと言えば「正気じゃない」って意味ですよね。
これって本当はすごく怖いことだと思うのですよ。
次の日は調子悪くなるし、いいことなんてありません。
でもですね、だいたい酔っ払いは正気じゃないし、言っていることが分かりませんから、酒の席でこんなことを言っても納得はしてもらえなそうです。実際、なかなか納得してもらえません。だってみんな酔いたくて酒を呑んでいるのでしょうから。
でも、ぼくの周囲のみなさんはなんで正気を失いたいのか、なんて考えたことあるんですかね。
飲めない
若い頃のぼくは、ドイツに留学していた時なんかはお昼から白ビールを一本飲んで学校に行ったりしたので、この言い訳はあまり使っていませんでした。
でも、今となってはもう飲めないと思います。
なんだかんだで、この言い訳が一番納得してもらえそうです。あーくだらない。
まとめ
日本はお酒を飲む文化ですが、これが世界標準ってわけではありません。
ぼくが「飲まない」って言っても「飲みましょう」と言ってくる人はかなり多いです。これって立派なハラスメントですよ。
飲まない選択肢はもっと認められていいのにって思います。
ランダウやファインマンもほとんどお酒を飲まなかったように書いてあります(ファインマンは一時バーに通っていたこともあるようですが)。
頭を使う人はお酒を飲まない方が記憶力や思考力を維持できると思いますよ。