全社会議は中学生のお仕事ロールプレイ

今日も私は会議で心を無にした。

私の会社は年に4回、全体でミーティングをやる。何のためなのか知らない。原則、全員参加である。

しかも、この4回とも米国本社の全体ミーティングの録画をパブリック・ビューするというプレミアムがついてくる。 パプリック・ビューなので、会議室でみんなで録画を鑑賞するのだ。いつでも感動的だ。涙もでる。これは欠伸のせいだが。

さて、ミーティングは毎回出し物がある。いや失礼、真面目なプレゼンがある。

そこでは毎回ためになるお話を聞くことができる。

今回も大変勉強になったのでキーワードをメモしてみた:

成長・効率・長期的な視野・前向き・変化・文化・ステージ・フェーズ・幅広い・挑戦・サポート・変化・フィロソフィー、etc…。

(これらは本当に出てきた言葉をメモしたものだ。)

良い感じの会議内容が想像できるに違いない。

ChatGPTに上のキーワードで会話を作ってもらった:

A:「やっぱり我々の成長のためには、次のステージに進む必要がありますよね。」

B:「その通りです。より一層の効率を追求しながら、幅広い視点を持つことが大切です。」

C:「ここは一つ、長期的な視野で見れば、確実にフェーズが変わっていると感じます。」

A:「そうですね、だからこそ常に前向きでいなければならない。」

B:「私たちには挑戦する文化がありますし、それを全社的にサポートしていくことが重要です。」

C:「そうそう、変わり続ける市場の変化にどう対応するかがカギですよ。」

A:「だから今こそ“我々のフィロソフィー”をもう一度見直すときだと思います。」

B:「いいですね!そこから新しい文化を醸成できるはずです。」

C:「結局すべては成長につながるんですよね。これはもう次のフェーズに行くしかない。」

A:「はい、これからも前向きに取り組み、幅広い挑戦を進めましょう!」

実際、こんな感じの会議が3ヶ月ごとに繰り返される。いつだって会話の中身はだいたい同じなので、憶えてなくても長期的に成長できるし、変化に対応できるし、新しい文化を醸成できるはず。

まさかこんな眩しいキーワードを駆使する同僚と巡り会えるなんて、前職の頃には思いもしなかった。

さて、お仕事ごっこの授業参観も終ったので、仕事に戻ろうか。