ピックガード新調・ Fat ’50s に戻した

FGNのNeo Classic ストラトタイプのピックガードを新しく作ってもらい、ピックアップをFat ’50s( FENDER ( フェンダー ) / Custom Shop Fat ’50s Stratocaster Pickups Set )に戻した。

3シングルに戻した理由

しばらくハムバッカーを弾いていて、シングルも良いかなと思いはじめたのが理由の一つ。 もう一つの理由はWarmothで新しいストラトをオーダーして、そちらをハムバッカーにするため。

ということで、FGNは数年振りにシングルが3発になった。 配線は1ボリューム+2トーンの回路。トーンはネックとブリッジのみ。 ミドルは実際は単体でほとんど使わないから、トーン抜きにした。

ミドルを使うなら、クラプトンかCharのコピーの時かな。たぶん彼らはトーンは絞ってないと思う。

 FENDER ( フェンダー ) / Custom Shop Fat '50s Stratocaster Pickups Set

いっぽうで、ブリッジのシングル・コイルはトーン・コントロールが無いと使いにくい。 というかトーン・コントロールがあるブリッジ・ポジションのシングル・コイル・ピックアップは音色の幅がとても広くて、病み付きになりそう。

トーンを開ければ、ギラギラした歪みも得られる。 トーンを絞れば、かなり太い音も出せる。 トーンは2くらいまで絞っても使える。 ハムバッカー的な中域がリッチで粒が揃う感じとは違う良さがある。 弱点と言えば、やはりパワーが弱いのでゲインは調整する必要はある。

ネックのシングルは言わずもがなで、とても良い。 ハムバッカーにはハムバッカーの良さがあるけど、ストラトのネック・ポジションはシングルのほうが「らしい」。 あたりまえだが、Andy TimmonsのElectric Gypsyなんかはネックのシングルのほうが近い感じがでる。 (本人はシングル・サイズのハムバッカーを使っている。)

ハムバッカーのタップの音との違いについて

ハムバッカーはタップの音も出せるが、タップはハムバッカーの設計時にはメインではないので、普通はおまけ的な位置付けにならざるを得ない。 なかなか想像ができず、接続してはじめて分かるところが難しいところ。 タップ単体のシングル的は音は、シングルコイルとは微妙に違い、正直あまり使う気が起きない。

ハーフトーンも、ハムバッカーのコイルタップとは違い「本物」な感じがする(まあ当たり前)。 ミドル+ブリッジはキラキラ。ネック+ミドルは上品で太く艶がある。

ちなみに、ハムバッカーのタップを使うハーフトーンは、独特の音色があるので一概にNGというわけではないが、シングルコイルとは違う。 うまく当たりの音がでれば良いが、微妙に好みから外れる場合もある。

ピックアップカバーなど

ピックアップ・カバーやボリューム・ツマミはアイジド・ホワイト(Aged White)のパーツを揃えた。( FENDER ( フェンダー ) / STRATOCASTER ACCESSORY KITS Aged White ) ピックガードがビンテージ・パールにしたので、マッチングを考えてよりクリーム色が強いものにしてみた。 結果はなかなか良いと思う。

 FENDER ( フェンダー ) / STRATOCASTER ACCESSORY KITS Aged White

ピックガードは以前と同様にフジゲン・カスタムハウスに頼んだ。 同時に黒いパールも頼んだので、SSL-4かHot Railか、Fat ’50sとは違うキャラクターのピックアップを試すのに使おうかなと考えている。