歪みペダルの歴史

歪みペダルの発売・開発時期を表にしてみた。

時期がよく分からないものもあるので、「だいたい」だ。

特に最近のペダルのチョイスに他意はない。 調べても時期が分からないものが多いため、すぐに分かったものだけ選んでいる。

あと、Sansampはペダルではないが、頭に浮かんだので入れている。

YearBrand/DeveloperPedalname
1962Gibson/MaestroFuzz Tone
1964Roger Mayer"fuzz pedal"
1965Gary HurstTone Bender
1966ArbiterFuzz Face
1967Roger MayerOctavia
1971Electro-HarmonixBig Muff Pi
1977BOSSOD-1Over Drive
1978BOSSDS-1Distortion
1979 or Late '70sIbazezTS808"Overdrive Pro"?
1979?MXRDistortion+
1979ProcoThe Rat
1981 or 1982IbazezTS9Tube Screamer
1981BOSSSD-1Super Over Drive
1983BOSSHM-2Heavy Metal
1988MarshallGuv'nor
1989Tech21Sansamp
1991BOSSMT-2Metal Zone
1995BOSSBD-2Blues Driver
2004HermidaZendrive
2009SuhrRiot

このくらいの年が分かると、ある時期にギタリストが使える・使えないペダルがおおよそ予想がつく。

たとえば、Prismのデビューアルバムは1977年発表なので、オーバードライブ系のペダルは使えなかったはずだ。 実際、「アンプで歪ませていた」と和田アキラも言っているので、そうなんだと思う。とか。

これを眺めると、BOSSのOD-1は歴史的な一歩だったのだと思える。あのデザインが40年以上も前だというのも驚きでだ。 しかも基本形は変わっておらず、古臭さを感じないのはすごい。