Sonny Rollins / Tenor Madness

ロリンズを数枚集めてちょっと一休み。(最近はデクスター・ゴードンに浮気中だ。)

コルトレーンの参加で知られるが、参加しているのは最初のブルース1曲のみだ。

テナーの共演は珍しい。テーマの後はどちらが吹いているかすぐに分かる。

コルトレーンは1957年7月に神の啓示を受けたそうだが、これはその前の録音になる。 ロリンズと比べて音色は硬めに感じられ、ビブラートなし、しゃくりあげるようなフレーズが印象的だ。 ロリンズは余裕が感じられて、音色も柔らか。方向性がだいぶ違うのでコントラスを楽しむのが良いのだろう。

レッド・ガーランド、ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズと当時のマイルス・クインテットのメンバーがバックを固めている。 全体的に地味に感じてしまうが、ガーランドのころころするピアノ、”パパ”・ジョーンズのフィル・インなど聴き流すともったいない。 リラックスして聴けるので、聴く回数は多い。

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