Zen Drive (クローン)の製作: Driving Zest

だいぶ前に作った Zendriveクローンを最近使っています。

Zendriveは Robben Ford ご用達のペダルで知られていますね。 いわゆるダンブル系と言われるオーバードライヴ・エフェクターです。 ダンブルというのはアンプ・ビルダーの名前で、個人的に製作するスタイルのアンプのようです。

主なユーザーにはラリー・カールトンやロベン・フォード、ジョンメイヤーなどがいます。

はじめに

そのロベン・フォード・サウンドを狙ってつくられたオーバードライヴ・ペダルがZendriveです。 Zendriveという名前もロベン・フォードの好きな禅思想が由来とか。

ここではクローンということで Homemade FXの回路をもとにしたDriving Zestを使いました。

以前はPASさんからプリント基板が入手できたのですが、現在は入手困難です(PASさんが商売の方向性を変えたため)。

プリント基板のレイアウトなどは HomemadeFX(エフェクター)のArchivesにあります。

ケース加工

ケースの加工です。いつもの通りInkscapeで図面を書いています。

配線

ハラワタです。ケースはHammond 1590Bを使いましたが若干小さいです。もうひと回り大きい方が組み上げは楽でしょう。

部品の背が高い部分があります。強引に曲げています。ケースやボリュームとの短絡が心配ですので、100円ショップでプラスチック板を買ってきて絶縁用に使っています。

最近はAmazonでは塗装済のHammond本家のケースを売っていないようです。GarretAudioさんから買えます。

塗装していないケースはAmazonでも買うことができますね。

使用感

GT-100のSend-Returnに挟んで使っています。

実際のところ正しく出来ているか疑問なところがあります。というのも歪みがかなり少ないからです。

なのでGT-100のSend-Returnのレベルを少し上げて歪みを稼いでいます。 ただ歪みが多いと低音弦でブーミーさが増します。

GT-100の歪みには似たものが無いので重宝します。 TS系に近い部分も感じますが、ダイナミクスが大きいと思います。