Linuxマシンのシステム・ワイドな設定は /etc の下に入っているので、/etcをバックアップすれば安心です。
それを管理できる etckeeper があることを今ごろ知りました。ということで、早速使ってみます。
そのままでは、ローカルで管理するだけですが、設定でGithubにpushもできます。
目次
Githubにプライベート・レポジトリを作成
公開しないようにプライベート・レポジトリを作っておきます。
基本設定
/etc/etckeeper/etckeeper.conf
を編集します。
VCS="git"
バージョン・コントロールはgitになっているのを確認します。
リモート・レポジトリを使うので以下を書いておきます:
USH_REMOTE="origin"
リモート・レポジトリの設定
/etc/.git/config
にリモート・レポジトリを設定します。ここを編集しても良いですが、ここでは
直接に編集しないで、gitコマンドでリモート・レポジトリを設定します:
cd /etc sudo git add origin git@github.com:XXXX/hoge-repo.git
ここではsshを使うので、git@github.com:XXXXX/hoge-repo.gitの形で指定しておきます。
ssh 鍵の生成とGithubへの登録
この記事と同様に生成してGithubに登録しておきます。ただしこの場合はrootで生成しておきます。 (etckeeperはroot権限で実行されるため。)
cronでpushを実行するための設定
/etc/etckeeper/daily
を編集します。
etckeeper commit "daily autocommit" >/dev/null
となっているところに1行足して、以下のようにしておきます:
etckeeper commit "daily autocommit" >/dev/null git push -u origin master