今年の幕開けはこれ(な訳ない)。
自分はKing Crimsonは全然持っておらず、これと「宮殿」のみ。 ロバート・フリップのギターをそれほど好きじゃないのが理由だと思う。 オリジナリティが強いプレイとサウンドなので、好きな人は好きだろうが。 (なおロバート・フリップは左利きなのに右利きのギターを弾く一人である。)
これはStarless のためだけに買った。Starless以外も良いが、一番聞くのはStarless、その次は Fallen Angel、One more Red Nightmareかな。 夜の散歩の時に聴くことが多い。 ロックだがサックスやバイオリンが入り、かなり前衛的な演奏だと思う。なので、気力がある時におすすめする。
Starless の歌詞は、タイトルが暗示する漆黒の空のような関係になってしまったことを表現しているようだ。 長い曲だが歌詞は少ない。展開はドラマチック。 この頃のKing Crimsonはメンバー間の関係が冷え切っており、そんな状況を想像しながら聴くのも良いだろう。 (このアルバムの発表直前にKing Crimsonはいったん解散している。)
Starlessは”Bible Black“という単語が印象的だ。これはDylan Thomasの”Under Milk Wood”というラジオ劇から引用されているとのこと。