Fourplay 歴代ギタリストによる “Bali Run”

Fourplayの曲で大好きなのが”Bali Run”です。 これを歴代ギタリストがどう弾いているか比べてみました。

リー・リトナーによる演奏

まずはスタジオ盤。リー・リトナーによる演奏です。クリーン・トーンですね。もっと弾いて欲しい気もします。

速いパッセージはリトナーらしい。

同じくリー・リトナーによるライブ・バージョン。 コード弾きの部分がよく分かりますね。バッキングが歌っていて、さすが。

ソロは歪みです。ギターの音がデカい…。真ん中のソロはけっこう弾いてます。 アウトロのフレーズが良いところで終わってて聴くほうは少しフラストレーションが溜まる。

ラリー・カールトンによる演奏

次はラリー・カールトンによるライブ。Tokyo Jazz 2008です。ぼくも録画してあります。 音も良いですし、4人とは思えない音の厚さを感じます。

ラリー・カールトンは、タメも間合も強弱も絶妙で何度も聴きたくなります。 真ん中もアウトロも絶品です。サウンドは軽めなオーバードライブで、これも絶妙。

アウトロでの掛け合いも楽しい。 こういう盛り上がり方は、スゲーの一言です。

チャック・ローブによる演奏

最後はチャック・ローブ。

動画そのものの音があまり良くないですが、演奏は良いです。

チャック・ローブは割とオーソドックスなスタイルでグイグイきますね。 一番ロックな感じもします。分かりやすいかも。

おわりに

ということで、リトナーとカールトンはさすがに別格な余裕を感じます。 どんなシチュエーションでも彼らのサウンド・世界になってしまうのが超一流ということなんでしょう。

もちろん、チャック・ローブも良いギターだと思います。