(更新日: 2025年9月11日 )
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NHKの受信料を払わないためにクレジットカード番号を変更した
NHKの受信料を払わないためにクレジットカード番号を変更した。私は大真面目である。
迂闊にもNHKの受信料をクレカに設定していたのでNHK の 支払い方法を変更してみたのだが、悪どいNHKのことだから登録してあるクレカで請求するかも…と心配になった。
なので念のためクレカの番号を変更してもらった。
メインで使っているカードだったから、支払いに使っているサービスが多岐に渡り諸々の変更が面倒だった。 ほんと大変。
だが、NHKをぶっこわすためには必要だと自分に言い聞かせている。
NHKの受信料回避という動機はさておき、カード番号の変更自体には意外な副次効果もあった。 ここからは、一般的にクレジットカード番号を変更することのメリット・デメリットについて整理してみた。
クレジットカード番号を変更するメリット・デメリット
メリット
セキュリティ向上
- 過去にカード番号がどこかで流出していた場合、悪用リスクを減らせる。
- 長期間同じ番号を使っていると、漏洩リストや不正利用のターゲットになる可能性が高まる。
不正利用の防止・遮断
- 不審な利用履歴やフィッシング被害が疑われる場合、新番号に切り替えることで被害拡大を防止できる。
- 定期的に番号を更新することは、保険的な意味合いもある。
利用明細のリセット効果
- サブスクや古い自動引き落としの整理ができる。
- 使っていないサービスや忘れている契約を一度見直すきっかけになる。
デメリット
手続き負担が大きい
- 公共料金、サブスク、ネットショップなどでカード情報を登録し直す必要がある。
- 登録し忘れるとサービス停止や延滞の原因になる。
一時的な利用制限・混乱
- 新しいカードが届くまで数日〜数週間利用できない場合がある。
- 海外出張や大きな買い物の予定がある時期に変更すると不便。
信用情報や利用実績の継続性
- カード番号が変わっても「アカウント」としては同一のため通常は信用履歴には影響しないが、 過去の利用明細の参照や紐づけがやや面倒になるケースがある。
敢えて変更を検討するべきケース
今回はかなり迷ったあげくにカード会社に連絡した。
私の場合はカード番号が10年以上も同じでメインで使っているため、沢山のショッピング・サイトで入力してきている。
また直前には憶えのないSMSを受信している。そんなわけで変更したのだが、普通はなかなか決心が要ると思う。
カード会社の公式ページでは「定期的に番号を変えてください」という強い推奨はまず出こない。 理由は、番号変更は利用者にとって手続き負担が大きいため、カード会社は主に「不正検知システム」や「利用者へのSMS通知」でリスクを抑えているから。
それでも番号変更を検討すべきケース
- 一度きりの買い物で多くのサイトに番号を入力してきた場合
→ 長期的には漏洩リスクの「蓄積」になりやすい。特に海外や小規模な通販サイトだと情報管理が甘いこともある。 - 身に覚えのないSMS認証や利用確認が来た場合(被害なしでも)
→ これは「第三者があなたの番号で決済を試みたが、セキュリティで止まった」というサイン。
→ この時点で実害はなくても、番号がどこかに出回っている可能性がある。 - 心理的に不安が残る場合
→ カード利用は「安心して使えること」が大前提。モヤモヤが続くなら、番号変更で気持ちが軽くなるのも大きなメリット。
結論
- 必須ではないが、合理的な判断になり得る
→ 「まだ不正利用されていない」から放置するのも選択肢だが、
→ 「怪しい兆候があった」「多くのサイトに番号を入力してきた」という条件があるなら、敢えて変更しておくのは安全側の対応。 - 特に、SMSが届いた件は実質「未遂」扱いと考えてよく、
カード会社に相談すると「念のため番号変更をおすすめします」と言われるケースが多いようだ。
まとめると、セキュリティと契約整理のメリットは大きいが、手続き負担や一時的な不便がデメリット。 タイミングを見て(出費や出張の予定が少ない時期など)、更新するのが現実的。
おわりに
NHKに払いたくない一心でクレカ番号を変更したが、クレジットカード登録の棚卸しができて気持ちとしてはかなりスッキリした。
おかげで保険などの見直しのきっかけにもなって、今回手続きをして良かった。