Simulink: sdotool で session をコマンドラインから呼び出す

Simulinkの sdotool (Simulink Design Optimizer)では以前保存したセッションを呼び出すことが出来ます。

その場合、保存したセッションをいったんloadしないと呼び出しがうまく行かないようですね。

最適化ツールでは「セッション」をファイル(matファイル)に保存できます。 その場合のセッションはSDOSessionDataという変数に格納されています。

それを使う場合は

load('fugaSession.mat');
sdotool(SDOSessionData)

で最適化ツールが立ち上がります。

とします。こっちの方がより一般的ですかね。

セッションはmatファイル以外にもワークスペース変数に保存することも出来ます。 いくつかのセッションを試しておきたい、なんていう場合には良いかも。

たとえば hogeSession1, hogeSession2 のようなセッション変数を fugaSession.matに保存する場合は

save('fugaSession.mat', 'hogeSession1', 'hogeSession2')

とします。これでhogeSessionがfugaSession.matの中に保存されます。 こうした場合に、どれかのセッションを呼びだすときは

load('fugaSession.mat');
sdotool(hogeSession1)

とします。