The Michael Brecker Band のライブです。限りなくブートに近い録音だと思われます。 このレーベルは”Jazz Door”といってUnofficialな録音をしれっとリリースしています。
録音はブートということもあり、完璧とは言えませんがそこそこ良い感じです。
マイケル・ブレッカーはこの頃はこのメンツでツアーしていた時期ですね。 ベースがジェフ・アンドリューズ、ドラムがアダム・ナスバウム、ピアノ・キーボードにジョーイ・カルデラッツォ、そしてギターがマイク・スターン。
日本にも1987年に来てライブ・アンダー・ザ・スカイやピットインなどで演奏しました。 ぼくもピットインは行きました。
この時期の活きの良いメンツの演奏が録音が聞きやすく、入手しやすいという意味でこのアルバムは買いです。 スタジオ盤よりも生き生きしていますし、なによりも迫力があります。 マイケル・ブレッカーが吹く”Gossip”のライブは貴重です。 そして、とくに”Nothing Personal”のジョーイ・カルデラッツォのソロは鬼気迫るものがあります。
ただ、”Nothing Personal”のマイク・スターンのソロはライブ・アンダー・ザ・スカイの方が少しだけ良いと思います。 これはFMの録音だと思います。このソロは大好きですね。
ピットインの動画がありました。
何日かピットインで演奏したと思いますが、ぼくは1番前で見ることができたのが良い思い出です。 マイク・スターンが身体を振りながら、足も動かしながら弾いていたのが印象的です。