MATLAB m スクリプトから実行(exe)ファイルを生成する

Rubyで言うところのocraのようにMATLAB m スクリプトからも実行ファイルを生成することが出来ます。

生成するにはMATLAB CompilerとMATLAB以外にコンパイラが必要です。ぼくの場合はVisual Studio 2019を使っています。

またRubyでやるように標準入力でファイルを喰わせることをMATLABでやるには、単純に関数にすれば良いです。

下の例はpdfファイル(他にもテキストが入っているファイルなら可)を読んで表示するだけのプログラムです。

function readPDFtoShow(pdfFile)
    data = extractFileText(pdfFile);
    
    fig = uifigure;
    txa = uitextarea(fig, 'Value', data);
    txa.Position = [10 10 750 550];
    fig.Position = [10 10 800 600];
end

アプリケーション・コンパイラは下のようなアイコンをクリックすると起動します。

最低限の設定は”アプリケーション情報”の”アプリケーション名”とメインファイルでファイルを追加設定することです。

あとはパッケージ化ボタンでコンパイルしてくれます。