久し振りにAT-1を弾いたら、なんかちょっと違う気がしてピックアップを交換したくなってきた。
Les Paul Studioには Air Zoneが載っていて、これが最近は気に入っている。
Tone Zone, Air Zone, Norton, AT-1の違いをChatGPTに解説してもらった。
目次
Tone Zone, Air Zone, Norton, AT-1の比較
Dimarzio社のギター用ハムバッカーピックアップについて、DP192 Air Zone, DP155 Tone Zone, DP160 Norton, DP224 AT-1のトーンキャラクターの違いについて整理・解説して下さい。
Dimarzio社のハムバッカー・ピックアップ「DP192 Air Zone」「DP155 Tone Zone」「DP160 Norton」「DP224 AT-1」は、いずれも中〜高出力でロック/ハードロック/フュージョン系プレイヤーに人気のモデルですが、それぞれの設計意図とトーンキャラクターには明確な違いがあります。以下にその違いを整理・解説します。
DP155 Tone Zone
出力:非常に高い
EQバランス:Bass 8.5 / Mid 8.5 / Treble 5.0
特徴:
Dimarzioの中でも屈指の高出力モデル。
太くてコンプレッションの効いたトーン。
アタックがやや鈍く、ロー・ミッドが強調されていて「ぶっとい」音。
高出力ゆえにクリーントーンではダイナミクスがやや犠牲になる傾向。
向いているジャンル:ハードロック、メタル、ハイゲイン系
特徴的トーン:サステインが長く、粘り気のある中域が強調された「シンガー・リード」向き。
DP192 Air Zone
出力:中〜高出力
EQバランス:Bass 8.5 / Mid 8.5 / Treble 5.0(Tone Zoneと同じ数値)
特徴:
Tone Zoneの構造をベースに、Dimarzio独自の「Airbucker」テクノロジーを採用し、マグネット引力を弱めてダイナミクスとタッチ感を改善。
Tone Zoneよりもナチュラルで繊細な表現力があり、クリーントーンやコード弾きでも濁りにくい。
ピッキングのニュアンスが出やすい。
向いているジャンル:ロック、ブルース、フュージョンなど幅広く対応
特徴的トーン:Tone Zoneの「ぶっとさ」はそのままに、クリアさとレスポンスを向上。リードにもバッキングにも柔軟。
DP160 Norton
出力:中〜高出力
EQバランス:Bass 6.5 / Mid 7.5 / Treble 5.0
特徴:
Tone Zone系と比べてローが控えめで、よりタイトで切れのある音。
ミッドが豊かだが、ローが強すぎないため音がこもりにくい。
ピッキングレスポンスが良好で、粒立ちがはっきりしたリードトーンが得られる。
ストラトやテレキャスなどにも合わせやすい。
向いているジャンル:ハードロック、フュージョン、80s HR/HM
特徴的トーン:ウォームでありながら明瞭なトーン。タイトなローと抜けるミッドで、バランスの取れたハムバッカー。
DP224 AT-1
出力:中〜高出力
EQバランス:Bass 8.0 / Mid 5.5 / Treble 5.0
特徴:
ギタリストAndy Timmonsのシグネチャーモデル。
Tone Zoneのようなファットなローエンドは保ちつつも、ミッドを抑えてバッキング時の音の抜けやコードの分離を重視。
クランチ〜オーバードライブでのナチュラルなドライブ感が秀逸。
ロック、ポップ、フュージョンなどジャンルを問わず使いやすい。
向いているジャンル:ロック、フュージョン、オルタナティブ、ポップス
特徴的トーン:ファットだけど濁らず、歌うようなリードトーンと上品なバッキング。Tone ZoneとAir Zoneの中間的な性格。
まとめ比較表
モデル | 出力感 | トーン傾向 | ロー感 | ミッド感 | タッチレスポンス | 向いている用途 |
---|---|---|---|---|---|---|
Tone Zone | 非常に高 | 太く粘る | 強い | 強い | やや鈍い | ハイゲインリード、厚いバッキング |
Air Zone | 高 | 太くて繊細 | 強い | 強い | 良好 | オールラウンド、ブルースなど |
Norton | 高 | タイトで明瞭 | 中 | 高 | 優秀 | 明瞭なリード、ミックス向き |
AT-1 | 高 | 太さと明瞭さの両立 | 強め | 中程度 | とても良好 | リードもバッキングも万能 |
必要に応じて「音作りの方向性」や「どのギターに合うか」などの観点からもアドバイス可能です。ご希望があればお知らせください!
Air Zone的で出力が抑えめなピックアップ
Air Zoneのトーンキャラクターに近く、出力が若干小さいDimarzioのほかのハムバッカーピックアップはありますか?
はい、Dimarzioのラインナップの中で Air Zone(DP192)にトーンキャラクターが近く、出力が若干小さいハムバッカーとしておすすめできるモデルは以下の通りです:
【候補1】DP193 Air Norton
出力:やや控えめ(Air Zoneより少し低い)
EQバランス:Bass 5.0 / Mid 7.0 / Treble 5.0
特徴:
Airbuckerテクノロジーを採用しており、ナチュラルなコンプレッションと繊細なタッチレスポンスを持つ。
Air Zoneよりローが控えめで、ややミッド寄り。
クリーン〜ハイゲインまで幅広く使え、特にリードでの滑らかさと歌い方が非常に美しい。
ネック用として設計されているが、ブリッジにも十分対応可能(特に出力の低いギターとの相性が良い)。
Air Zoneよりもややタイトで滑らかなキャラクター。出力控えめでミックスに埋もれにくい。
【候補2】DP223 PAF 36th Anniversary Bridge
出力:中程度(Air Zoneより明確に低い)
EQバランス:Bass 5.5 / Mid 6.0 / Treble 5.5
特徴:
ヴィンテージPAFスタイルを再現したモデル。
出力は控えめだが、ウォームでオーガニックなトーンを持つ。
Air Zoneほどのローの厚みはないが、自然で音楽的な歪み方をする。
クリーンやクランチを多用するプレイヤーに特に人気。
Air Zoneの“ナチュラル感”をさらにクラシカルに寄せたイメージ。低出力ながら太く丸い音。
【候補3】DP190 Air Classic Bridge
出力:中程度(PAFより少しモダンなニュアンス)
EQバランス:Bass 6.0 / Mid 5.5 / Treble 5.5
特徴:
こちらもAirbucker設計。
ピッキングのニュアンスが非常に出やすく、Air Zoneのタッチ感にかなり近い。
音の芯があり、エッジも残る。
ローはほどよく、バランスの取れた中域。
出力を抑えて「太さ」と「解像度」のバランスを重視したい人に最適。
Air Zoneの「太さと繊細さ」をそのまま軽量級にした印象。使いやすさ◎。
比較まとめ
モデル | 出力 | タイプ | Air Zoneとの近さ | トーンの傾向 |
---|---|---|---|---|
DP193 Air Norton | 中〜やや高 | モダン/滑らか | ★★★★☆ | タイト&スムーズ、ややミッド寄り |
DP223 PAF 36th | 中 | ヴィンテージ系 | ★★★☆☆ | ナチュラルでクラシック、ロー控えめ |
DP190 Air Classic | 中 | モダン/クラシカル | ★★★★★ | 太さと繊細さのバランス、抜けも良い |
おすすめ選び方:
- Air Zoneのトーンをより「タイト&リード向け」にしたい → Air Norton
- クラシックで甘く、繊細なクランチがほしい → PAF 36th Anniversary
- Air Zoneの特徴をそのまま低出力化したい → Air Classic Bridge
ご希望のギターやプレイスタイルに合わせた細かいアドバイスも可能ですので、必要であればギターやジャンル、好みのトーンの方向性を教えてください。
Air Zoneに近い他社のピックアップ
Air Zoneのトーンキャラクター・出力に近い他社のハムバッカーピックアップはありますか?
はい、Dimarzioの DP192 Air Zone に近い トーンキャラクターと中〜高出力帯のピックアップは、他社製品にもいくつか存在します。ただし、Air Zoneの特徴である「太いロー」「豊かな中域」「ナチュラルなコンプレッション」「繊細なタッチレスポンス」というバランスを完全に一致させるのは難しいため、「近い方向性」のものを挙げて解説します。
1. Seymour Duncan Custom Custom (SH-11)
出力:中〜高出力(Air Zoneと同等〜やや強め)
磁石:アルニコ II
トーンキャラクター:
太くてウォームなロー〜ミッド。
高域がやや抑えめで、耳に痛くない。
アルニコ II による甘くスムーズなサステイン。
Air Zoneとの共通点:
ファットなローエンド
コンプレッション感
ブルージー〜ロック向きの滑らかさ
最もAir Zoneに近い「温かみ系+太さ」ピックアップ。他社での最有力候補。
2. Bare Knuckle The Mule (Bridge)
出力:中出力(Air Zoneより少し控えめ)
磁石:アルニコ IV
トーンキャラクター:
ビンテージPAF寄りだが、現代的な明瞭さを持つ。
太く柔らかいトーンで、ピッキングニュアンスが非常に豊か。
クリーン〜クランチが非常に美しい。
Air Zoneとの共通点:
滑らかでミッドレンジ重視のトーン
タッチ感の豊かさ
温かみのある歪み方
Air Zoneよりややクラシカル寄りだが、「太くて繊細」な方向性は共通。
3. Suhr SSV+ (Bridge)
出力:中〜やや高出力
磁石:アルニコ V
トーンキャラクター:
高域が滑らかで、芯のあるローと中域の太さが特徴。
歪ませても分離が良く、クランチでも潰れない。
Suhrらしく非常にバランスの取れた「万能タイプ」。
Air Zoneとの共通点:
高出力すぎず、太くてリッチなトーン
クリーン〜ドライブでの扱いやすさ
Air Zoneより少し現代的で整っているが、同じく“オールラウンドな太さ”が魅力。
4. Fishman Fluence Classic Humbucker (Voice 2)
出力:可変(モードによって)
トーンキャラクター(Voice 2):
ヴィンテージPAF的なウォームトーン+現代的な明瞭さ。
ノイズレス、タッチに敏感。
EQバランスが崩れにくい。
Air Zoneとの共通点(Voice 2時):
ナチュラルなコンプレッション
ピッキングニュアンスの豊かさ
ミッド重視
アクティブ系だが、“モダン・PAF”な設計で、Air Zoneの性格を好む人にも合いやすい。
まとめ比較表
モデル | 出力 | ロー感 | ミッド | タッチ感 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
SD Custom Custom SH-11 | 中〜高 | 太い | 豊か | 滑らか | Air Zoneに最も近い、アルニコIIのウォーム感 |
BKP The Mule | 中 | 自然 | 太め | 非常に豊か | クラシックPAF寄りの繊細なリードトーン |
Suhr SSV+ | 中〜高 | 太め | バランス型 | 素直 | オールラウンドにAir Zone的なトーンを再現 |
Fishman Fluence (V2) | 可変 | 調整可 | 明瞭 | 高感度 | ハイファイ志向だがAir Zone的な滑らかさあり |
補足アドバイス
- Air Zoneの「タッチに敏感+ファット」なトーンが気に入っているなら、Seymour Duncan Custom Customが最も「乗り換え候補」として自然です。
- よりクラシカルな方向に寄せたい場合は、Bare Knuckle The Mule。
- 「音の整理された」Air Zoneが欲しいならSuhr SSV+も良い選択。
どのタイプのギター(例:ストラト系、レスポール系など)に載せたいかによってもマッチングが変わります。使用予定のギターがあれば、それに合った推奨モデルをより絞ってご提案できます。