先日亡くなった高橋ユキヒロのソロアルバム。
Amazonの「ほしい物リスト」にはかなり前に入れておいたのだが、ようやく買った。 (和田アキラが参加しているからリストに入れていた。)
和田アキラのほかに、大村憲司、高中正義がソロを弾いている。かなり豪華なメンツ。 リズムギターは松木恒秀と鈴木茂。
松木恒秀は和田アキラがデビュー前にボーヤをやっていたことでも知られている。 “Sunset”では、この師弟共演が聞ける。1978年のリリースで、PRISMは2枚目のアルバムが出る前後の時期。 和田アキラは全部で2曲参加して短かいソロながら和田アキラ節が嬉しい。 このアルバムの中でもギターソロの存在感がある。
高中のソロはクリーンなサウンドで、クレジットがないと分からないかも知れない。 大村憲司は一聴してすぐに分かる。
ベースは細野晴臣、ドラムが高橋ユキヒロ、キーボードは坂本龍一とまんまYMOに豪華なミュージシャンを加えたような布陣。 パーカッションに斉藤ノブ、浜口茂外也、林立夫、コーラスに山下達郎・吉田美奈子が参加している。 音はYMO的なものではなく、70年代後半~80年代前半の上質な和物ポップス。 一曲がコンパクトですぐにアルバムを聞き終えてしまう。
高橋ユキヒロのボーカルは力が抜けている。独特な味があって意外と良い。 (ついつい坂本龍一の歌と比較してしまったが、以下自粛…。)