戦後最短という総理就任から解散までの8日の総理大臣をみなさんは支持できるだろうか。
さすがに20代は世間知らずや若気の至りでリベラル系に投票した覚えはあるが、 自分は30代からは基本的に自民党に投票してきたと思う(記憶が定かでない時期はある)。 マスゴミが麻生氏のあげ足とりで騒いでいた2009年の夏の選挙の時も、民主党などには投票せず自民党に投票した。
安倍氏になってからは安心して投票してきたが、菅以降はどうも信用できないと思っていた。
特に岸田は実績もなければ、覚悟もビジョンもない。おまけに左翼も顔負けの政策ばかりを進めてきた。 もはや自由民主党は保守的な勢力は力を失っている。かろうじて麻生氏、高市氏などが残っているだけの左翼政党である。
目次
石破と岸田の狙いは旧安倍派の一掃
2024年9月の総裁選挙で石破が当選したのは、岸田・菅の画策によるもの。
特に岸田は石破が衆議院選挙で負ける前提で考えているだろう。
追加で非公認となった6人はすべて旧安倍派の議員。
— 六衛府 (@yukin_done) October 10, 2024
菅家一郎 (福島3区・当選4回)
小田原潔 (東京21区・当選4回)
中根一幸 (埼玉6区・当選5回)
越智隆雄 (東京6区・当選5回)
細田健一 (新潟2区・当選4回)
今村洋史 (東京9区・当選1回)
選挙後に石破おろしが始まるだろうな。#石破内閣 #安倍派潰し pic.twitter.com/ODf9E6DnMN
石破(と岸田)がやっているのは、旧安倍派を自民党から一掃することだ。岸田が在任中からずっと画策してきた。 衆議院選挙の後は(たとえ自民党全体が議席を減らしても)旧安倍派の影響を極限まで削げる。
こんな党内抗争を国政選挙を利用しているのが、岸田と石破による今の自由民主党ということだ。 (菅は安倍氏の国葬でしおらしい弔辞を披露しておきながら、旧安倍派潰しに加担したことになる。)
今回比例区で「自民党」と記入すると岸田・石破が笑う
今回、比例区で「自民党」と記入することは、このような左翼も真っ青な内ゲバを支持することを意味する。 自由民主党の票数が増えれば、それは(公認した)岸田に賛同する議員のものになるだけだ。
安倍氏を支持してきた層ははどこに投票すれば良いのか
今回の選挙は小選挙区と比例区がある。
- 小選挙区は候補者名のみ記入できる。
- 衆議院議員選挙の比例区は党名のみ記入できる。(参議院議員選挙は個人名も記入できる)
自民党でも心ある候補者はいるだろうから、もしも自分の選挙区で信用できる候補者がいれば投票すれば良い。
一方、比例区で「自民党」と書いても旧安倍派を増やすことはない。だから安倍氏を支持してきた層は自民党とは書くべきではないと考えるのが自然だと思う。
現時点で自分が考える保守の受け皿は以下の政党だと思う:
- 日本保守党
- 国民民主党
- 参政党
日本保守党
もともとLGBT法案への危機感が出発点で、安倍ロスを嘆くだけではいけないと立ち上がった党が日本保守党と自分は認識している。
今の自民党が左翼的であることに対するカウンターの役割で誕生しているから、保守的な層の受け皿としては筆頭だと思う。
国民民主党
悪夢の民主党の流れから変遷を経て立憲民主党と新・国民民主党に分裂したせいで、性格が分かりづらい。 今の自民党よりはずっと現実路線な政策を掲げている。
自分がYouTubeなどで見た玉木氏や榛葉氏の話では、かなりまっとうな考え方と思える。 なお玉木氏は「保守」を自認しているようだが、憲法や外交についてのアンケートの答えは自分には左よりと思える。
静岡県知事の川勝を支持してきたり、2024年衆議院東京15区補欠選挙では乙武の支持にまわるなど、左寄りと見える動きをすることがある。 (都民ファーストの会とは旧・国民民主党の結党時に希望の党の一部が合流した絡みで歴史的につながりがある) 個人的には半信半疑ではある。
2024-10-18追記
国民民主党は帰化人を公認しているようだ:
国民民主党を否定しませんが、海外ルーツが多く、帰化中国人すら公認する政党であることは知っておいた方が良いです https://t.co/mV3pj7U2Gt pic.twitter.com/c4AkkIVyNL
— ポスト (@reiwapost) October 18, 2024
隠してないだけマシかも知れないが、この一点で国民民主党は支持したくない。 自分が他国に帰化して国会議員に立候補するなど、心情として厚かましくて出来ない。神経を疑う。 さすが厚黒学のC国出身。差別と言われようがC国人など信用できない。
参政党
反グローバリズムな政党である。そういう意味では、保守色はかなり強い。
政策などは保守層には親和性は高いものが多い一方で、反グローバリズムという点で親ロシア色もある(このため一部ではかなりアレルギーがあるようだ)。
ネットの情報などでは、党首の言動への疑問やボードメンバーの脱退など組織内のゴタゴタが散見する。
おわりに
上記をまとめると
- 比例区
- 安倍路線・保守路線を希望するなら日本保守党か参政党。
現実路線なら国民民主党あたり。- (岸田・石破を喜ばせたいなら自民党と記入すれば良い。)
- 小選挙区
- 岸田・石破を喜ばせたくないないなら、旧安倍派や高市氏を一貫して支持してきた候補者に投票するもの良いと思う。 小選挙区でも旧安倍派候補を排除すると、岸田と石破を利することになる。 ただ自民党そのものから心が離れている場合は、かなり複雑だろう。
- 次善の策として別の党・無所属の候補者に投票するのも仕方ない。
自分としては、投票したい度合いで言うと日本保守党 8: 国民民主党 2: 参政党 0.5くらい。
帰化人に関しては国民民主党よりは参政党のほうがずっとマシ。
自分の小選挙区の候補者は自民党(旧安倍派)、国民民主党なのだが、かなり迷う。
旧安倍派でなければ迷わなかったのだが。 帰化人を公認する政党に投票する選択肢は自分にはない。
自民党も千葉5区の補欠選挙で当選した帰化人がいるのは知っているが、今回は旧安倍派に投票する。
こんな下らない解散劇は国民を馬鹿にしている。 なぜ馬鹿にしているかと言うと、多くの国民が選挙に行かないのが一因だと思う。 つまり、TVで洗脳されやすい(暇でTVばかり見ている)老人、創価学会、赤旗を購読している層ばかりが投票するから。
このような状況を変えるために、若い世代にはぜひとも選挙で投票してもらいたいものだ。 特に安倍氏を支持していた人達には行動を起こしてほしいと願う。