テロリストの片棒を担ぐ毎日新聞

日本赤軍のテロリストによる「ヒューマニズムのための武力闘争」をそのまま見出しにする毎日新聞。

無差別殺人を行った組織の幹部がテロの実行を通じてヒューマニズムを語るなど、人間としておかしいと思わないのか。 例えば、通り魔がヒューマニズムを語って誰が納得するというのか。何か思想があればテロや無差別殺人が正当化されるとでも言うのか。

これではテロに異議を唱えるどころか、テロリストの広報みたいなものだ。 このような新聞を購読している人は毎朝自分がどういう記事を読まされているか考えるほうが良い。

(毎日新聞の記事は有料) 関連するツイートを引用する:

日本赤軍が起こしたテロの舞台にされてしまったのはイスラエルのテルアビブ空港だ。

駐日イスラエル大使の反論(「テロを美化」 駐日イスラエル大使、重信房子氏に反論)はもっともだし、この批判に対して毎日新聞はどう応えるのか。 この記事も毎日新聞が掲載されているが、これでバランスを取ったつもりなのか。

ちなみに、「暴力革命」を否定していない日本共産党(公安調査庁の見解: 共産党が破防法に基づく調査対象団体であるとする当庁見解)の機関誌であるしんぶん赤旗はテロリストの出所に際して次のように報じたようだ:

しんぶん赤旗は『日本共産党は「左翼」を装うテロ組織や暴力集団を厳しく糾弾してきました』とある。 「暴力革命」を否定していない組織が言うことなのだが、仮にポーズだとしてもテロを非難する矜持はあるようには読める。 つまり毎日新聞は赤旗以下であるということ。購読者も減るのも納得できる。

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