なるべく四毒(小麦:グルテン・乳製品・植物性の油・甘いもの)を抜く食事をするようになって、もうすぐ半年になる。
この半年での身体・メンタルの変化について書いておく。
目次
わたしの身体の特徴
まず、わたしの身体がどんな状況だったかを振り返っておこう。
肌が弱い
吉野敏明氏が言う表証・裏証から言うと、自分は恐らく表証。とにかく肌に症状がでやすい。
アトピー持ちだった(10代まで)。記憶がある範囲では、10代まで肌がカサカサで、腕や手の甲は常に湿疹があった。
大学1年から2年くらいまではアトピーが悪化し、首・肘の裏(?)・膝の裏の肌が荒れた。首を回すと切り傷ができて冬は特にツラかった。
一番の悩みはフケが増えたこと。フケというか、頭皮がボロボロと剥けてくる。
20代以降は比較的安定して、なぜかアトピーはほとんど出なくなった。
しかし、あいかわらず頭皮はボロボロ荒れる。
30代後半から脂漏性皮膚炎になった。額・小鼻の横がボロボロと荒れる。もちろん頭皮はボロボロする。 さらに外耳道・耳たぶの裏などが炎症して膿が出る。
疲れやすくなっていった
30代後半以降はかなり疲れやすくなっていた。20代まではそういうことは無かったと思う。
週末は昼近くまで寝ることが増えた。40代以降は特にそう。
50代になってからコロナで在宅になり、そのころからグッたりするようになってきた。
四毒を抜いてからの変化
肌の改善
自分の場合は、植物性の油が肌荒れの原因だと思っている。
四毒を抜きだして肌が良くなったのは割とすぐに気付いた。
額や小鼻の横の皮膚がボロボロするのは、大分減ってきた。調子が良ければ、ほとんど剥けてこない。
耳たぶの裏や外耳道は完治していないが、膿はかなり減った。
その代わりなのか、腕の皮膚がボロボロと剥けている。特に右腕の肘から手先にかけて。 好転反応なのか分からないが、痒みや膿はない。これは暫く様子を見ることにしている。
疲れやすさが激減
恐らく甘いものが悪かったのだと思う。
砂糖類だけでなく果物も一切止めてから、睡眠の質が向上するのを感じる。
朝もほとんど定刻に起きることが出来るようになった。これは高校生以来かもしれない。
週末も規則正しく起きることが出来る。昼寝をしてしまう時はあるが、昼近くまで寝ていることは無くなった。
仕事をしてもグッたりすることは皆無になった。これは本当に嬉しい。
メンタルの充実
これも甘いものが悪かったのだと思う。
甘いものを止めてから、メンタルが非常に充実・安定している。 タフな仕事やイヤな仕事でも、以前よりもずっと気楽にこなせている。 食事だけこんなに変わるのかと驚いている。
四毒を抜くのは「大変」か?
四毒は止めてしまえば、戻りたくなくなるでも書いた通りで、ほんの1~2ヶ月で体調が良くなることを実感できた。 続ければ続けるほど、体調が良くなっていくことも感じる。
そうなると、四毒を身体に入れることのほうが怖くなる。
だから「もう四毒を身体に入れたくない」「もう四毒は二度と食べたくない」という気持ちのほうが強い。 「大変」というよりも、「このままずっと四毒がない食生活を続けたい」としか思えない。
ひどい花粉症の同僚が、知らずに小麦粉をバクバク摂っているのを見ると「可哀想」としか思えない。 羨ましいなどとは微塵も思わない。
その同僚は、知らないで自分で自分を傷付けているのだ。 四毒について教えても良いのだが、「そんなの無理!」と言われそうなので遠慮している。
実際、わたしが急に痩せた理由を訊かれた時に「いまは小麦粉を避けているんだ」と話したら、別の同僚から「そんなの無理!」と言われたことがある。
まだまだ道半ば
私の場合はだいぶ改善はしているが、まだ半年ほどである。 これまで摂取してきた植物性の油の毒を身体から抜くのに、かなり時間がかかると吉野敏明氏は言っている。
実際、私は長い時間マヨネーズを毎日のように摂り、オイルベースのパスタ、唐揚げ、とんかつなどを好んできた。 そうした時間と比べるならば、この程度の四毒抜きの時間では、とうてい足りないだろう。 数年の単位で効果を確認するつもりでいる。
どれくらい改善するかどうかは未知数であるが、少なくとも今より悪くなることはないだろう。 そして改善する可能性がゼロではないと思うと楽しみではある。