このブログエントリは単なる愚痴。
ジョン・サイクスの動画を多く見ていたせいか、最近エイドリアン・ヴァンデンバーグの動画をおすすめされる。
ところが、この人の最近のライブはホワイトスネイクの曲が多い。しかも「サーペンス・アルバス」の曲が多い。 “Fool For Your Loving”もやっている。
ちなみに「サーペンス・アルバス」でエイドリアン・ヴァンデンバーグが弾いているのは”Here I Go Again”のソロだけ。 ジョン・サイクスが追い出されてから、後釜に収まったのがエイドリアン・ヴァンデンバーグではあるから、ホワイトスネイクのライブで「サーペンス・アルバス」の曲を演奏した回数は多いのだと思う。 (“Fool For Your Loving”のギターはバーニー・マースデンだから、エイドリアン・ヴァンデンバーグはほとんど関係ない。ホワイトスネイクのライブでは演奏しただろうが。)
ジョン・サイクスのファンとしては、デビカバが居ない状況でジョン以外が「サーペンス・アルバス」の曲を弾くのは違和感がある。 デビカバがいるならまだ分かる。
となると、エイドリアン・ヴァンデンバーグがやっていることは、もうただのコピーバンドとしか思えないよ。 アマチュア・バンドが”Smoke On The Water”を演奏しているのと大きく違わない。これ演奏しているのは本当にプロなの?
観ている方も、こんなものを金を出して見たいのか? 過去の自分のバンド「ヴァンデンバーグ」の曲もやるみたいだが、少ない。 過去の栄光に縋(すが)らざるを得ない事情はあるのだろう(食えないんだろうな…)。 しかし、ここまでプライドがないのかと思ってしまった。
マニック・エデンやヴァンデンバーグズ・ムーンキングスも聞いたことがあるけど、どれもイマイチだった。 ハードロック系には冬の時代だし、なかなか上手くいかない事情はあるにしても、スティーブ・ヴァイやジョン・サイクスはソロでもやっていた。
「ヴァンデンバーグ」の時代はファンだったのだが、それだけにがっかりしている。 こういうところにギタリスト・アーティストの格の違いを感じてしまったり。 お前はその程度だったんだな、エイドリアン。
以上愚痴は終わり。