ギタリスト身体論 / 八幡謙介

早く弾くのが難しい時はたまに振り返りのために読むと良い本です。 右手・左手の力の抜き方を説明しています。

ぼく自身は左手の脱力で大きな影響を受けました。 というのも、リッチーブラックモアをコピーしはじめた頃から左手は小指を駆使(酷使)するスタイルだったからです。 チョーキングさえも小指を使う時がありました(音程はともかく…)。

40才を過ぎたころにギターを再び弾きだして、すぐに左手を痛めてしまいました。 この本を読んで、それからは小指をなるべく使わない運指をこころがけ、また無駄な力を入れないフォームを模索しています。

実際、小指を使わない方が早く弾ける場合もあります。これは少し驚きでした。 特に大きいポジション移動をすばやく行う場合は、小指を使わない方が楽なことが多いです。

もちろん小指を使う方が自然で楽な場合もあります。 要は場面場面で適切な運指を考えるが大事ということです。 これは右手のピッキングについても同様です。

右手に関しては、この本を最初読んでも理解できないことが多かったです。 真剣に右手のスタイル改造を意識してから読むと示唆的なことが多いことが分かります。 この本を読んで、フレーズによってアップあるいはダウンから弾き始めることを意識しはじめました。 これは結構大事で、アップ・ダウンを入れ替えるだけで、脱力できるか変わることが結構あります。

というわけで、たまに振り返るにはとても良い本です。 筆者の文体は少しクセがあるので、好みが分かれる部分はあると思います。 それを差し引いても得るものは多いと思います。

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