Steely Danのベスト盤。
Steely Danの入門としては少しどうかという、ひねくれた選曲なのが、らしいと言えばらしい。 ということが分からずに買ってしまい、後でアルバムを全部集めたのが懐かしい思い出です。
まず一枚目の”Can’t Buy a Thrill”から選曲されていません。なので”Do It Again”が入っていません。 あと、Pretzel Logicからも選曲されていません。あろうことか”My Old School”(Jeff Baxterのギターが超ゴキゲン)や”Kid Charlemagne”(Larry Carltonのギターで有名)も入っていません。 わざと外したとしか思えない…。
一方でGauchoとAjaから2曲ずつ選曲されて、すこしバランスが悪いというか、Donal Fagen, Walter Beckerの二人プロジェクト色が強い時期が多いという感じです。
ギター好きな視点だと物足りない選曲であることは確かですが、最後の”Bodhisattva (Live)”は白眉で超おすすめです。イントロの喋りは意味がよくわからないけど雰囲気だけで笑えます。