個人的なメモを残しておきます。
Simscapeブロックはものによってはソースコードが参照できます。 例えば最近のバージョンだと「説明」タブからソースコードが参照できます。

この「参照」をさせたくない場合はどうするか、についてのメモです。
この答えは 「ssc_protect コマンドを用いる」です。
手順は以下の通りです:
目次
sscソースファイルの保護
たとえば、このspring.sscをspring_mod.sscとしておきます。
その後
ssc_protect spring_mod
を実行します。そうするとspring_mod.sscpが生成されます。 sscpは中身は難読化されています。(もしかすると解読は可能かも知れませんが…。)

Simscapeブロックの生成
あとはssc_buildを用います。
通常と違うのはライブラリフォルダ内にはsscではなく保護されたsscpファイルを置いておく点です。

たとえば、+my_customフォルダを作り上で保護したspring_mod.sscpをコピーしておきます。 このフォルダにカレンドディレクトリを移動したら通常通り
ssc_build
を実行します。 (あるいは+my_customフォルダと同じ階層で ssc_build my_customを実行します)
これでmy_custom_lib.slxが生成されます。その中にspring_modブロックがあります。

このブロックパラメーターの「説明」タブを確認すると「ソースコード」へのリンクはありません。 こんな感じでSimscapeブロックのソースコードが保護されます。
