ピックガードの自作

だいぶ前の内容ですが、記録として残しておきます。

Fujigen(FGN)のストラト・タイプ(NCST-M10R 3Tone Sunburst)のピックガードを自作しました。

ぼくのFGNのストラト・タイプはミディアム・スケールなので、いわゆるストラトのピックガードをそのまま使うができません。

新しいピックガードを調達するには、リペア屋さんで作ってもらうか、自作するかしかありません。今回は自作してみました。

今回、精悍なイメージでブラックのピックガードにしましたが、反省があります。 ブラックのピックガードは特に傷が目立ちやすく、またピックの削りカスやホコリが目立ちます。

ブラックを使う場合、艶消し(matte)にするのが良さそうです。

blankのボードの準備

ピックガードのボードを買います。艶消しを買ったのですが、間違えて裏面(艶あり)を使ってしまいました。

サウンドハウスの方が安いと思います。下のようなものです。

■ピックガード用平板
■マットブラック
■サイズ:12

■ピックガード用平板 ■マットブラック ■サイズ:12″×18″ ■厚さ:090″ ■1プライ

表面の保護と型取り

まずはマスキングテープを全面に貼り付けます。

もともとのピックガードからパーツを外して、マスキングテープ上に重ねて、トレーシングします。

加工

この後は穴を開けます。道具はハンドドリルで縁取りをして、その後はヤスリを駆使して形を整えます。

実は途中で3シングル構成からSSHに変更しました。

だいたい整った状態から、パーツを当てはめてみて微調整をします。シングルピックアップの穴は微妙に小さくて、パーツがなかなか入らず難儀しました。

逆にハンバッカーの穴は大き過ぎました。

表面の傷取りと研磨

加工中にピックガード表面に多くの傷がついてしまいました。これはプラモデル用のパテとコンパウドを駆使して磨きました。 パテで埋めた箇所はプラモデル用の塗料で塗りました。コンパウドで磨くと塗料が取れてしまったり、なかなか上手くできませんでした。

シールドのアルミシートの貼付

裏面にはアルミシートを貼り付けています。

完成

アルミシートはGuitar Worksから購入しています。

シールドアルミシート 300X250mm

最終的には下の写真のようになりました。遠目に見ると、一見良さげですが、あちこちアラが目立ちます。

この状態でもかなりの傷があります。1年ちょっとで右手の指が触れる部分は擦り傷だらけになります。

ナイトレンジャーのブラッド・ギルスのストラトもブラックのピックガードで傷だらけですので、まあ良しとしています。