今さらながら、Pat Martino の Consciousness と Live! を入手しました。
SunnyとかImpressionsはmp3のバラで買ってあったのですが、アルバムとしては買いそびれていました。
このConsciousness / Live! はまんま2枚のアルバム “Consciousness”と”Live!”を一つにしてmp3で売っているものです。 値段的にはお得なのか微妙です。ただ、CDはかなり高額になっているので物理的なメディアにこだわりがなければ買いでしょう。
“Live!”は1972年、”Consciousness”は1974年の録音ということで同時期ではあるのですが、”Consciousness”はスタジオ録音なので一つにまとめてしまうのは乱暴な気がします。レーベルがMuseだからってことでしょうか。
この2枚はベースとピアノがエレクトリックなので割と統一感はあって、とってつけたような違和感は少ないですね。ちなみに”Consciousness”の次の”Exit”はベースもピアノもアコースティックです。
“Concsousness”はなんとジョニ・ミッチェルの「青春の光と影」のソロギターもあります。 “Passata on Guitar”もソロギターで、正直意外でした。”Impression”のようなゴリゴリ弾きまくるのとは一転しっとりとしたプレイです。
“Live!”はやはり”Sunny”が分かりやすいですが、ほかの曲も負けず劣らず。3曲しかないですが集中力が途切れないので、お腹いっぱいになれます。
こういう鋭い集中力の演奏はコルトレーン的なものを感じますね。