新しいエレアコを買った: Ibanez AEG10-II

新しいエレアコを買いました。

Ibanez のAEG10-II( Soundhouseのリンク Amazonのリンク) です。実売3万円程度ととてもリーゾナブルなエレアコです。

特徴としては

  • ネックが厚さが薄めで、ナット幅(43 mm)もエレキギターと同じレベル
  • ボディが小ぶり: ボディ厚さが約85 mm
  • スケールが短め: 634 mm (いわゆるミディアムスケール628 mmよりはちょっと長い)

ということで決めました。

入手してから数週間経って弾いていますが、特にイライラするような作りはないです。しっかり作られている印象です。 (SoundhouseやAmazonのカスタマーレビューでも割と評判が良いです。)

新しいギターの紹介

外観

外観はこんな感じ。仕上げはグロスです。

バックの様子とネック裏

ネックの裏側はサテン仕上げ。ツヤなしで、サラサラです。フジゲンのネオクラシックも同じで、これがとても弾きやすい。指や手が触れる部分がグロス仕上げだと、指や手が引っかかることが多いので、ぼくは苦手。

ヘッドまわり

ナット幅は43mm。エレキギターとほぼ同じくらい。 フィンガーボードは400mmRです。かなりフラット。

フレットの処理も問題は感じません。フレットはエレキギターより低めなので慣れが必要です。もう少し高いフレットに交換はしたいです。

チューニングは安定しています。これは大事なポイントですから好感度は高いです。グリスを塗ればさらに安定すると思われます(まだ塗ってないですが)。 チューニングが狂いやすいギターは宅録する時は超ストレスですからね。

プリアンプのコントローラー

ピックアップはFishman Sonicore pickupを搭載。プリアンプはIbanezのAEQ-SP1 。

Fishman Aura Spectrum DI Preampと使えばかなり使える音

ぼくは宅録専門なので、FishmanのAura Spectrum DI Preamp を愛用してます。

Aura との相性は心配でしたが、とりあえず使えそうな音は出ます。

まあですね、Aura Spectrum DI Preamp を使うとぶっちゃけギター本体の個性はほとんどなくなってしまう気はします。

となると、ギターに求めるのは弾きやすさ、耐久性、メンテ性の良さ、価格ということになります。 今回のAEG10-IIはAura Spectrum DI Preampを使う前提で買ったので、かなり満足です。

ちなみに、Aura Spectrum DI Preampを通さない音は、ピエゾ特有のペタペタした音です。

FISHMANが開発したアルゴリズム(AURA)を使用し、スタジオでマイク録りしたようなアコースティック・サウンドとアコギから出力された信号をミックス。Aura Acoustic Imaging Pedalにダイレクトアウトとチューナーがついて更にパワーアップ、これ1台でアコースティックギターのパフォーマンスが完結!※AURA イメージ・ギャラリー対応

アコギの音の考え方

良いアコギは魅力的ではありますが、宅録を考えると割り切りは必要かと。 というのもアコギは録音が難しいからです。

自宅はノイズが多いので、フツーにマイクで録音するのは現実的ではない。 エレキギター弾きからすると、アコギのマイク録音は憧れですが。

あまり高価なギターを買っても録音がしょぼいのは避けたいものです。 YouTubeでも、高そうなギターなのに録音が残念な動画はけっこうあります。

上記のように、DIを使う前提であればエレキギター的にエフェクターで音作りを考えるのも一つです。

634㎜のミディアムスケールを採用し、弦のテンション感を少し弱めた押弦しやすい設計!