娘の国語の教科書を見たら、今でも「一つの花」「白いぼうし」とかあるですねー。「ちいちゃんのかげおくり」は私は読んだ記憶が無いですね。
「ちいちゃん…」は人気あるらしいけど、あれって戦時下だっていうのに、保護者からはぐれた幼い子を放っておく無関心/無責任な大人社会を批判するのが主題と思ったら、違うのか…。私には何が言いたいのかよく分からない短編ですな。だから、私は小学校の国語が苦手だったんだな、と合点がいきましたよ。
「一つの花」は小学生当時も、今読んでも、作者の意図がよく分からない。もはやトラウマです。
…てな話をSNSで書いたら、「名作だよねー」「切ない話だよねー」とこちらの意図と全然違うコメントをされました。あれで涙するのは、少し安っぽいと思うんだけどな。小さい子が死ぬ設定があざといというか、いかにもお涙頂戴な感じがします。私は似た安っぽさの「一杯のかけそば」を連想しました。小学生をバカにしているとも思えますよ。
突然お邪魔します。もう全面的に同意しかないです。戦争物ならガラスのうさぎやアンネの日記などは胸を打ちますがちぃちゃんはあざとさしか感じませんでした。こんなもの子供に読ませるんだ、ってちょっと怖くなったのを覚えてます。戦争とファンタジーは相容れないのかも。「一杯のかけそば」、まさにそれ!って感じです。