Amazonプライムを解約してみた|サービスが使えなくなる内容とコスト比較

(更新日: 2025年9月18日 )

長年利用してきたAmazonプライムを思い切って解約してみた。

私が実質的に利用していたのは、送料無料やお急ぎ便のサービスのみだった。 今回は、解約してみてどれほど不都合があるかを試してみようと考えた。

実際にプライムのサービスが切れるのは半年ほど先になるので、ここではAmazonプライム解約を検討した内容を共有したいと思う。

実際どれほど困るかは、サービスが切れてから追記する予定だ。

解約後に失われる主な特典

以下は、プライム会員であることで使えていたサービスやメリットのうち、解約すると利用できなくなる一覧だ。 (冬来いよ)

自分がどれを利用しているか、解約で何が困りそうか、のヒントになるだろう。

特典内容解約後どうなるか
配送関連(送料無料・お急ぎ便/日時指定便)プライム対象商品の注文で、送料・お急ぎ便・日時指定便などが無料になる。 (Amazon)これらの無料配送特典が使えなくなり、通常の配送料や追加料金が発生します。特に「お急ぎ便」「日時指定便」が有料になる。
Prime Video映画・ドラマ・アニメなどプライム対象コンテンツが見放題。 (VOD STREAM)見放題コンテンツが視聴できなくなる。また、ダウンロードしてあったものも契約終了後は再生できなくなる(「即時解約」を選んだ場合など)。 (VOD STREAM)
Amazon Music Primeプライム会員対象の音楽ストリーミング(広告なしなど)など。 (カイドキ)聴き放題特典が使えなくなる。
Prime Reading対象の電子書籍(雑誌・マンガ・小説等)が読み放題。 (カイドキ)「読み放題」の対象本が読めなくなる。借りていた本(貸出中のもの)があれば、それが自動で返却扱いになるか、読めなくなる可能性がある。
Amazon Photos写真の無制限バックアップなど。 (spkNote -スピカ・ノート-)無制限ストレージ特典がなくなり、非会員の容量制限に戻る。超過分の写真の扱い・保存期限に注意が必要。 (spkNote -スピカ・ノート-)
特別取扱商品の手数料免除などプライム会員では特別取扱商品の取扱手数料が無料になったりする。 (冬来いよ)その手数料が有料になる。
プライム会員限定セール・先行タイムセール・限定価格プライム会員だけ参加できる先行セール/限定価格、タイムセールなど。 (冬来いよ)一般会員価格/参加順が遅くなる、あるいは参加できなくなるものがある。
Prime Try Before You Buy(試着してから購入できるサービス等)対象のファッションアイテムを一定期間試着してから購入できるサービス。 (青山あおのブログ)このような試着サービスが使えなくなる。
その他キャンペーン・割引特典 etc.プライム限定のクレジットカード還元率アップ、らくらくベビー/ベビー用品割引、Amazonフレッシュ、特定商品の割引など。 (冬来いよ)これらの割引や優遇が受けられなくなる。

解約のタイミングによる違い

解約手続きについて、「今すぐ解約する」か「更新日まで利用する」かによって、特典が使える期間が変わる。 (VOD STREAM)

  • 今すぐ解約 を選ぶと、手続きした時点で特典の利用が停止される。動画の視聴や配送無料など、会員特典が即失効する。 (VOD STREAM)
  • 契約更新日まで使う を選ぶと、その契約期間が終わるまでプライム特典を引き続き利用できる。更新日までは「会員」として扱われる。 (VOD STREAM)

なお、本当に解約されるのは会費支払いの更新時期まで。だから、今すぐ終了ではない。(もちろん今すぐ終了するオプションもあるが、今回はそれを選択していない。) 私の場合は、実際にはあと半年ほどはプライムの恩恵は受けることができる。

解約を検討した理由

解約を検討したのは以下の理由による:

  • プライム・ビデオは最近はほとんど見ていないし、CMが入るようになってさらに見る気は失せてしまった。サブスクしてもCMを見るのは意味が分からない。
  • Kindleやmp3など送料が不要な買い物が多い一方で、急ぎの買い物はそれほど多くない。
  • 一時期は少額の買い物が多かったが、今ではほとんどしない。
  • プライム以前の癖で基本的にまとめて買うことが多い。

コスト面でのシミューレーション

コスト面では以下のような計算になる:

  • 年会費 5,900円 (2007年 3,900円→2019年 4,900円→2023年 5,900円)
  • お急ぎ便を月1回以上使うならお得
  • まとめ買い中心なら解約でも問題なし

解約後に不便を感じたもの

(実際に恩恵を受けられなくなって不便を感じたかを追記する予定)

おわりに

私はかなりの年数にわたってAmazonプライムを利用してきた。そして「何となく」契約を更新してきた。

実は今回はYouTubeで見かけた動画がきっかけだったのだが、サブスク・サービスは一度申し込むと、なかなか解約しないということが分かった。 本当に必要なサービスかどうか見極める態度は必要だと思う。

クレジットカード番号を敢えて変更するように、たまにサブスク・サービスの棚卸を検討するのも良いだろう。

もしあなたが動画や音楽をあまり使わず、買い物もまとめが多いなら解約してもいい。

逆に、少額注文やお急ぎ便を多用する人は解約しない方が得。自分のスタイルに合わせて考えれば良いと思う。