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Rockfish’s Workbench の記事
Tube Screamerに思うこと|Rockfish’s Workbenchというnoteがあって、とても興味深く読んだ。(このRockfish’s Workbench はエレキギターにまつわる興味深い記事が多くて、超オススメ。時間を忘れて読んでしまう。)
自分の場合は1回くらい使った記憶がうっすらあるが、その時の印象は「歪まない!」だったと思う。
最近はGT-1000の歪みモデルで試すことはあるが、結局使っていない。(使うのは大抵X-ODばかり。)
手持ちで代替になりそうなのはMaxon TOD9で、中域にクセを持たせたいときに使う。TSの代替というわけでもない。
件の記事では
もし、アイバニーズTSってどんなエフェクトなんですか、と訊ねられたら私は
サンマ
と答えることにしている。
そのこころは「サンマ = 塩焼き」のようにストラト+フェンダーアンプと組み合わせ以外はあまりハマらないということらしい。
確かに、自分もハムバッカーでチューブスクリーマーを使う気はしない。
GT-1000のチューブ・スクリーマーのモデリング・ペダルでは、音色の変化はかなり大きく、ドライブを絞ってもザラつきが多い感触がある。 つまり、加工感が強くてあまりナチュラルな感じがしない。シングルの場合は、それが程よく加工される。
(シングルコイル・ピックアップのほうがレンジが広いため、おそらくチューブスクリーマーである程度帯域がカットされることが好影響を与えていると推測する。)
定番は自分にとって定番か、名作は自分にとって名作か
TSに限らず、定番や名作と言われているエフェクターはある。
よく言われることだが、機材が同じでもプレーヤーが違えば同じ音が出ないことは常識である。 弦の押さえ方・力、ピッキングは人それぞれで、それぞれが個性になる。
欲しい音色のイメージを持つのは大事だけれど、他の人の音が良いからといって同じ機材を揃えても同じになる保証はない。
理想な音を追求するのは、やはり地道な作業が必要になる。もしかすると手持ちの機材の設定でできるかも知れない。
それでもチューブスクリーマーを試したいなら
ギターマガジンでも特集されているので、参考になるかも知れない。
自分には「評伝 スティーヴィー・レイ・ヴォーン 不朽の音」の記事が良かった。