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はじめに
ぬか漬け生活はじめましたから約2ヶ月が経過した。正直に言うと、だんだん美味しくなくなっていく時期があり、少し悩みながらもぬか漬けを続けていた。
あと、かなり多くの水が出てくるようになった。 水はキッチン・ペーパーに吸わせて捨てたりもしたが、味はイマイチな状況が続いた。
やはりここは教科書的なもので基本から学ぶのが良いかと考えて、この本を読んでみた。
ぬか床の手入れの内容も記載があって、自分にとっては非常に参考になった。
自分が失敗していたのは
- 水はぬかを追加することで捨てずに済むこと
- 塩は適宜追加する必要があること
の2点だった。
水っぽくなったぬか床への対応
まず水が出てきてしまうことについては、野菜によっては水が出やすいものがある。 特に大根などは水が出やすいらしい。確かに、漬けた後の大根はだいぶ萎びている。水分が抜けているということだ。
基本的には、ぬか床が水っぽくなったら、ぬかを追加して適度な硬さに調整する。
自分は無印の発酵ぬか床を使っているのだが、説明書きによれば追加用のぬか以外は使うなとある。
自分の場合、スーパーで炒りぬかを買ってきて追加している。 (このようなことは自己責任でやることになる。)
今のところ、漬かりが浅くなるような問題は発生していない。 もともと無印の発酵ぬか床は唐辛子っぽい辛みが強くて、そこはマイルドにしたかったので、しばらくは炒りぬかの追加で様子を見ようと考えている。
塩の追加
あたりまえだが漬け物は野菜に塩味がつく。その塩はぬか床から供給されているのだから、徐々にぬか床の塩分が減っていく。
したがって適宜塩分をぬか床に補給する必要がある。
塩も恐る恐る足している。最初は大さじ1くらい足してみた。 少ししょっぱい気もするが、様子を見て追加するようにしている。
おわりに
上記のようなことは、母親が生きていれば相談できたのだが、今となっては周囲にはぬか漬けをしている人もいない。
残念ながら家庭でのぬか漬けが一般的でなくなってしまった今どきでは、このような本は大変に役に立つ。