幻冬舎社長・見城徹氏による2021年の自民党総裁選挙の裏側の話が動画になっていた。
2021年は菅氏が続投せず、2021年の自民党総裁選の実施前の観相学の面々で争った。 このなかで高市氏を安倍晋三氏が推していたことで知られている。
上記の動画で衝撃的なのは、当初は安倍氏が高市氏を推していなかったということ。 河野太郎が立候補するにおよび、岸田が当選するか心配になった安倍氏が途中で方針転換をして高市氏を推すことにしたという。 そして高市氏に投票したのは、安倍氏に頼まれた人々だったというわけだ。
つまり、もともと高市氏を総裁にするために推したのではなく、保険のために安倍氏は高市氏を推したのだった。 安倍氏が「ダメだ」と考えていた人物は河野太郎、稲田朋美などである。 恐らく「罰ゲーム」のなか、消去法で河野太郎にするくらいなら岸田のほうが良いと安倍氏が考えていたのではないか。 高市氏は安倍氏と勉強会をする仲ではあったが、総裁には「違う」と考えていたということだろう。
であれば、安倍氏の路線継承を期待するのであれば、高市氏は違うのではないか。
蛇足ながら、けんけん氏による高市氏評を知った後で見城氏の話を聞くと符合するものを感じてしまった。 高市氏を推して本当に大丈夫だろうか。 今回2024年の総裁選では安倍氏はいない。推薦人を集めることは出来るかも知れないが、もともと派閥も持たない・属さない彼女がどの程度得票できるか。
同様のお話は高橋洋一氏も聞いていたとのこと: