後藤喜美子 / 病気で死にたくなければ、レクチンフリーを

レクチンフリーの書籍は意外と少ない。 ガンドリーの書籍(スティーブン・R・ガンドリー / 食のパラドックス 6週間で体がよみがえる食事法)に尽きると言えばそうかも知れない。

この本は実践した経験者の体験記に近い。 理論的な内容は薄いので、そういう内容はガンドリーの書籍にあたるほうが良い。

レクチンフリーにしてからの効果の現れかたなどは例が豊富に挙げてある。 どこまで本当なのか分かりかねるが、参考になる部分はあるだろう。

レクチンフリーな生活をあまり厳密に捉えると、かえってしんどくなるので、可能な範囲で気をつけていくうえでのヒントも得られると思う。

自分は長生きしたいわけではないが、この数年なんとなく体調が悪い時期が続いて何とかしたいと考えていた。

半分諦めてもいたが、レクチンフリーの考えを知って、ゆるく実践して徐々に体調が上向いていることを実感している。 まあ、牛乳が悪かったのか、小麦粉が悪かったのか、砂糖が悪かったのか、そのほかが悪かったのか知る由もないが、以前より疲れが軽減されている。

食生活の工夫も徐々に楽しめるようになってきた。

失敗もある。

最近糖質ゼロ麵というものを知り、試しに買ってみたら「おからパウダー」が入っていることが判明した。

これなら、イオンの中華麺風の蒟蒻麵のほうが良い(こんにゃく粉ともち粉を使った低糖質中華風麺 -イオンのプライベートブランド TOPVALU(トップバリュ) – イオンのプライベートブランド TOPVALU(トップバリュ))。この蒟蒻麵は冷凍して水分を抜くと独特の歯応えでなかなか美味い。 ただし麵自身が長いので半分くらいに切るほうが良いだろう。 冷やし中華風で食べてみたが、米の麵よりも好みだった。

次は焼きそば風を試してみたい。