ハーバード大学ラムザイヤー教授の「慰安婦論文」

ハーバード大学ラムザイヤー教授の「慰安婦論文」が取り下げられないことが決定した。(ハーバード大学ラムザイヤー教授の「慰安婦論文」生き残る ―歴史的事実が活動家のフィクションに勝つ| Japan Forward)

もともとが吉田某の捏造なので当たり前なのだが、北朝鮮が絡むプロパガンダが強烈で、日本人でも慰安婦問題が本当だと信じている人は多いだろう。

この論文(Contracting for sex in the Pacific War)で述べているのは、いわゆる従軍慰安婦と呼んでいる女性は軍が強制的に連行したようなものではなく、そもそも売春宿と娼婦との間で契約でが結ばれていたことだ。 論文のタイトルが表現しているまんまである。リンク先はOpen Accessなので無料で読むことができる。

実際にその契約とは

  1. 多額の前金と1年または2年の最長期間
  2. 十分な収入を得た場合は女性が早期に退職できること
を組み合わせた年季契約

だった。

この論文の結論の機械訳を引用しておく:

日本軍には問題があった。それは、売春宿がないことだった。娼婦はどこの軍隊にもついてくるし、1930年代から1940年代にかけては日本軍にもついてきていた。問題は医学的なもので、現地の娼婦たちは非常に高いレベルの衰弱性病に悩まされていた。兵士が売春宿に出入りするのであれば、せめて健康な売春宿に行かせたかったのだ。

そのために、公衆衛生の改善ではなく、より殺傷力の高い軍隊を維持するために、軍は日本と韓国の標準的な免許制度を輸入した。売春宿と売春婦はこの制度に登録した。指定された医師が毎週検診を行った。娼館ではコンドームの着用が義務付けられ、娼婦は嫌がる客を拒否するように言われた。客も娼婦も、一回会うごとに消毒液で洗わなければならない。

契約そのものは、ゲーム理論の基本原則である “信頼できる約束 “に従っていた。売春宿のオーナー(軍ではない)が新しい売春婦の大部分を雇い、そのほとんどを日本や韓国から雇った。売春宿のオーナーは、将来の収入を誇張するインセンティブがあることを理解していたため、女性たちは給料の大部分を前払いすることを望んだ。娼館はこれに同意した。女性たちは、自分たちが前線に立つことを承知で、最大限のサービス期間を望んだ。娼館はこれに同意した。一方、売春宿は、監視のない宿舎内で女性がサボる動機があることに気づき、女性が一生懸命働く動機となるような条件を望んだ。女性たちはこれに同意した。そして、女性たちと娼館は、多額の前金と1年または2年の期間を組み合わせた年季奉公の契約を結んだ。戦争末期まで、女たちは任期を全うし、あるいは借金を早く返して、故郷に帰っていった。

要するに、いわゆる慰安婦問題はこれに近い構図だと思った(個人の感想です):