娘が修学旅行に行くというので、何やら昔のことをふっと思い出した。
自分の高校の修学旅行は京都に行った。
まずグループ分けで苦労したことを告白しよう。
部活(軽音楽部)でようやく話す仲間がいたくらいで、クラスにはツルむ仲間はほぼいなかった。
同じ組だった当時のバンドのドラマーにくっついてどこかグループに入れてもらった(と思う)。 それほど仲が良いわけでも、悪いわけでもないクラスメート(たしか吹奏楽部が多かった)に混ぜてもらった格好になった。 そのドラマーとも、すごく仲が良いというわけでもなく、どちらかと言うと頼みこんで叩いてもらった事情もあって、それほど親しい間柄ではないつもりだった。そいつがどう思っていたか分からない。
新幹線では…覚えていない。たぶん空いていた席に座ってやり過ごした。 道中のことはさっぱり覚えていないけど、当時はヘミングウェイを読み漁っていたから、文庫を持っていったとしたらヘミングウェイあたり。
寺院めぐりの計画は基本的にグループの人に任せた、と思う。 外様な身分をわきまえて、自分から多分意見は言わなかった(はず)。
三千院や三十三間堂に行った記憶はあるし、三千院はそれなりに楽しかったような気はする。 写真は誰かが撮ってくれたものがあった。
当時は仏像に興味があって、仏頭や仏像のレプリカを結構買った覚えだけはある。
そんなこんなで、帰りも覚えていないし、ホテル(旅館)での思い出もない。
とまあ、そんなことを思い出したけど、娘には楽しい時間を過ごしてもらいたい。 性格がこんな父親と似たところがあって、満額で楽しめないかも知れない。それも思い出にはなる。