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百田尚樹氏の指摘
日本保守党の百田代表が興味深いことを言っていた(下の動画の31:30あたりから):
これあくまで一般論として聞いてください。
私の知り合いのお医者さんがね、患者の中にはこういう患者たまにいらっしゃいますと。
つまり初対面であるにも関わらず、もう「先生は日本一の名医です」と、もう「最高の医者です」と、ぶわーと初対 面やのに褒めてね。これは一般のです、よその患者の話ですけど。
その心理の裏にはね、「だから私特別扱いしてね」というのが、あるらしい。 褒めて、褒めて、「だから私そこまで褒めてるんですけど特別扱いしてください」。
ほんで、まあ、そんなに褒めたら褒められて気持ちもいいから、まあそれなりにこう色々対応する。
そうするとね、どんどんエスカレートするんですね、要求がね。 ほんでさらにまた褒める、と。
ほんでね、そこまで要求されてもできへんから言うて、一旦断わるでしょ。
そうすると豹変する。 もう途端に、批判あるいはもう罵詈雑言。 もう「えぇ何それ、ああんたこの間まで私のこと名医と言っとたけど…」。
こういう患者はそうたまにいる。
私が勝手に呼んでいる 例のタタリ神の特徴と重なるではないか。
こういうキャラは自己愛性パーソナリティ障害と言うようだ。
またChatGPTに訊いてみよう:
自己愛性パーソナリティ障害(Narcissistic Personality Disorder, NPD)とは?
自己愛性パーソナリティ障害(NPD) は、自己中心的な思考や行動パターンを特徴とするパーソナリティ障害の一つです。自分を特別な存在と考え、他者からの賞賛や特別扱いを強く求める一方で、共感性が低く、他人を利用したり見下したりする傾向があります。
主な特徴
- 誇大な自己重要感
自分は特別な存在であると信じ、他者より優れていると考える。
成功や権力、美しさ、才能などに対して過度な誇張をする。
- 過剰な賞賛欲求
絶えず称賛や注目を求め、否定されると強い怒りや不安を感じる。
特別扱いされることを期待し、そうでないと強く反発する。
- 共感性の欠如
他人の気持ちやニーズに対して無関心で、自己中心的な判断をする。
人を「利用価値があるかどうか」で判断しがち。
- 対人関係の不安定さ
初めは相手を理想化し、持ち上げるが、期待を裏切られると急に見下す(理想化と脱価値化の繰り返し)。
他人を操ろうとしたり、嫉妬したりする。
- 批判に対する極端な反応
少しの批判や否定にも強く反発し、怒りや逆ギレをする。
自分の非を認めず、他者に責任を押し付けることが多い。
自己愛性パーソナリティ障害の種類
- 誇示型(グランド型)
典型的な自己愛者で、自信満々に振る舞い、他者を見下すタイプ。
カリスマ性があるが、内面はもろい。
- 過敏型(脆弱型)
一見すると控えめだが、実は非常に傷つきやすく、批判に敏感。
他人の評価に強く依存し、裏では被害者意識を抱きやすい。
原因と発症の背景
明確な原因は不明ですが、以下のような要因が関係すると考えられています。
- 幼少期の育ち方
– 過度に甘やかされたり、逆に厳しく批判されたりした経験。
– 「あなたは特別」と持ち上げられる一方で、無条件の愛情を受けられなかった。
- 遺伝的要因
– 家族内に自己愛的な気質を持つ人がいる場合、影響を受けやすい。
- 社会環境
過度に競争を求められる環境や、成功・地位を重視する文化。
関わる際の注意点(自己愛的な人への対処法)
- 境界線をしっかり引く
– 相手の期待に応えすぎず、自分の立場を守ることが重要。
- 感情的に巻き込まれない
– 相手の言動に振り回されず、冷静に対応する。
- 必要なら距離を置く
– あまりにもストレスが大きい場合は、無理に関わらず距離を取る。
治療方法
自己愛性パーソナリティ障害は本人が「問題を認めない」ことが多く、治療が難しいですが、以下のような方法が用いられます。
- 心理療法(カウンセリング)
認知行動療法(CBT)や精神分析的療法などが効果的とされる。
- 環境調整
ストレスを減らし、人間関係の改善を図る。
- 場合によっては薬物療法
うつや不安が強い場合、抗うつ薬や抗不安薬が処方されることもある。
まとめ
自己愛性パーソナリティ障害は、自己中心的で他者への共感が乏しい一方で、内面は傷つきやすいという特徴を持つ障害です。 特別扱いを求め、期待が裏切られると態度が急変するため、関わり方には注意が必要です。
自己愛性パーソナリティ障害の人を見分けるにはどうしたら良い?
自己愛性パーソナリティ障害(NPD)の人を見分けるには、いくつかの特徴的な言動や態度に注目することが大切です。 以下のようなポイントをチェックすると、相手が自己愛的な傾向を持っているかどうかが判断しやすくなります。 会話の中での特徴
- 常に自分の話ばかりする → 他人の話に興味を示さず、話題をすぐ自分のことに戻す。
- 自分の成功や特別さを強調する → 「自分はすごい」「他の人とは違う」と誇示することが多い。
- 他人の成功に対して素直に祝えない → 他人の成功を嫉妬したり、「でもあの人は○○がダメだよね」と否定的な発言をする。
- 自分が正しいと主張し、間違いを認めない → 例え間違っていても謝らず、言い訳をして責任を回避する。
人間関係における特徴
- 最初は魅力的だが、後にコントロールしようとする
→ 初対面では親しみやすく、魅力的に見えるが、親しくなると支配的になる。
- 利用価値がなくなると態度が変わる
→ 自分にとってメリットがなくなると、突然冷たくなる。
- 相手を持ち上げるが、すぐに見下す
→ 「君は本当にすごいね!」と褒めたかと思うと、少しでも気に入らないことがあると「やっぱりダメだな」と手のひらを返す。
- 他人を操るために罪悪感を利用する
→ 「君が悪いからこうなった」「君のせいでこんなに辛い」などと責任を押し付ける。
感情や態度の変化
- 称賛されると気分が良くなるが、無視されると怒る
→ 賞賛を浴びているときは機嫌が良いが、無視されたり批判されると激怒する。
- 自己評価が高いが、実は脆い
→ 自信満々に見えるが、少しの批判にも過剰に反応する。
- 他人の気持ちに無関心
→ 他人が苦しんでいても「それは君の問題でしょ」と冷たい態度を取る。
SNSや外見の特徴
- SNSで過度に自分をアピールする
→ 高級ブランド、成功アピール、フォロワーの多さを誇る投稿が多い。
- 他人を見下す発言が目立つ
→ 「世の中の人はバカばっかり」「俺が正しい」などの発言が多い。
- 過剰に外見やステータスを気にする
→ 鏡を見る回数が異常に多かったり、ブランド品や地位を誇示する。
具体的な質問をして反応を見る
自己愛的な人は、以下のような質問に対して特徴的な反応を示すことがあります。
①「最近、何か失敗したことはある?」
→ 普通の人:「あるよ~。でもそこから学んだよ!」
→ NPDの人:「いや、ないね。もし失敗があるとしたら、周りのせいだね。」
②「他の人の成功についてどう思う?」
→ 普通の人:「すごいと思う!尊敬するな。」
→ NPDの人:「あいつは運が良かっただけ」「実際は大したことないよ。」
③「他人の気持ちを理解しようとすることはある?」
→ 普通の人:「なるべく気をつけてるよ。」
→ NPDの人:「そんなの無駄。人は自分のことで精一杯だよ。」
見分ける際の注意点
- 短期間では判断しにくい → 自己愛的な人は最初は魅力的に見えることが多いため、時間をかけて観察する。
- 単なる「自信がある人」とは区別する → 健全な自信はあるが、他者を尊重できる人はNPDではない。
- 過去の人間関係をチェックする → 友人や恋人との関係が長続きしない場合は要注意。
まとめ
- 会話では「自分中心」「批判に弱い」「他人を見下す」傾向がある
- 人間関係では「最初は持ち上げるが、後で手のひらを返す」
- 感情の変化は「賞賛されると喜び、無視されると激怒」
- SNSでは「過度な自己アピール、他人批判、外見への執着」
- 質問をすると「失敗を認めない」「他人の成功を妬む」などの特徴が見える
もし「この人、自己愛性っぽいな…」と感じたら、深く関わりすぎず、距離を取るのが一番です。
「腹違いの兄さん」「お綺麗」などと歯の浮くような誉め言葉を乱発しながら、10月8日以降は掌を返すようにひたすら日本保守党、百田代表、有本氏、そのほかスタッフへの攻撃に余念がないところ、動画でブランド品をチラチラさせたりする、カンパしてくれた人に冷淡だったりと、なかなかに興味深い。
こんな人が国会議員にならなくて、本当によかったよ。
似たような指摘
同様の指摘はいくつかある:
自己愛性パーソナリティー障害と更年期障害そして幼いころの脳外科的既往症によるものなのでは?
— コロにゃん (@2011de400) May 6, 2024
いずれにしても親族の精神的負担が一番心配!
ブロック飯山陽につける薬はなく、テレビ業過に勤務する配偶者が海外赴任になれば、少しは軽快に向かうかも? https://t.co/ZZIFmH7ToQ