岸田は嫌いだけど、第26回参議院選挙でどこに投票するか

正直言って、岸田は言うことやること嫌いです。だからと野党に投票するかというとそれも違います。

より現実的に政治を動かす観点での解説は以下がとても分かりやすい。

TwitLonger – When you talk too much for Twitter

重視する政策については、ぼくの場合は相性の良い政党は明確です。(JAPAN CHOICEの結果)

首相が気に喰わないから投票する政党を変える、というのは浅はかなのです。 特に政党政治では首相個人の力よりも党内のパワーバランス次第です。 そこが本当の「政治」ということなので、この部分に「分かりにくさ」を感じてしまうかどうかで選ぶ側の考え方に違いが生じる。

そもそも、上でのリンク先での解説の通り、首相が政策を全部指示しているわけではない。 残念ながら、岸田は実は上手く役割を果たしている面もあるので、利用しない手はない。本人は意識してないっぽいが…。

(この方のツイートが分かりやすいので何度も引用してしまった…)

2007年や2009年に野党に投票する人が多くて、その後の政治がどうなったかは忘れてはいけない。 参議院は解散が無いため、「ねじれ」が生じると法案が通らない、つまり何も進まない政治状態が続く。 また自民党が弱くなれば公明党のプレゼンスが相対的に上がってしまう。それを望まないのであれば、理性的に投票するべきですね。

付け加えると、岸田に続けて欲しくなければ、岸田派を強くしないのが本筋です。だから比例区では岸田派以外を選ぶということです。

最新ではないですが、自民党の派閥の情報はたとえば以下があります。

自民党 党内派閥別 所属議員一覧

このリストは古いので、今回の比例代表候補者が全部含まれていません。今回の新人候補者についてはネットなどで派閥を調べるしかなさそうです。