選択的夫婦別姓に反対します

選択的夫婦別姓と「旧姓の通称使用拡大」「旧姓の併記使用」はまったく別のもの

「選択的夫婦別姓」は民法の家族法を改正して「婚姻後も夫と妻が別の姓を名乗る制度」である。

選択的夫婦別姓の問題

橋下琴絵氏による解説

橋下琴絵氏の解説は分かりやすい。

ポイントは

つまり、日本は血縁集団、家族、個人と3段階の名前があり(源朝臣徳川家康)、

中韓には血縁集団、個人と2段階の名前があるわけです。(金正恩)

ここで、中韓は現在も血縁集団での相互扶助の慣習があり、助け合いをしていますが、日本は、源氏同士で助け合うとかしてますか?

してないし、そもそも自分が源氏なのか何なのかわからない人が多数ですよね。

日本は、生物学的な血縁集団ではなく、契約による婚姻での集団を大切にしたからです。

中国韓国はもともと契約による集まりはなく、生物学的血縁で助け合いをする。

日本は、生物学的血縁はとっくの昔に無くして、契約による集団で助け合いをする国です。

その日本から、夫婦別氏で契約集団を無くしてしまったら何も残らない!

の部分。

選択的夫婦別姓にすることで、この「家族」を破壊し、日本での相互扶助のシステムを弱体化することになる。 だから反対するのである。

つまり選択的夫婦別姓にすることは、日本人間の結び付きを弱め、ひいては国力そのものを弱体化することに他ならない。 ビジネス上の都合などという、そんな理由は隠れ蓑でしかない。

以下は引用(体裁のみ私が手を入れている):

本日の夕刊フジ1面にて私、橋本琴絵と近藤倫子さんで選択的夫婦別姓についての異議を論じさせて頂きました。駅キオスク等で是非お求め下さい。

政治家は国民の声に耳を傾けるのが仕事にもかかわらず、内閣府世論調査で29%未満の別姓論をほか71%の反対を無視して推し進める石破茂総理の意図とは?

確かにね、女性の社会進出にあたり、苗字を変えたく無いという人が少数ながらいるのはわかるんですよ。

でもね、それなら夫に氏を変えてもらえばいいだけで、夫が嫌というならその時点で性格不一致ですよね。

夫婦別氏の本当の目的はそんなことではないんです。

まず、夫婦別氏を導入している国はアジアでは存在しません。

よくある勘違いが、中国や韓国が夫婦別氏だというもの。

中国や韓国に名字はない!!!!

あれはカバネといい、生物学的血縁集団に属する証明で、近親相姦防止のためシステムです!

日本にも源氏や平氏、藤原や橘がありますよね。

これも血縁集団をあらわすもの。

つまり、日本は血縁集団、家族、個人と3段階の名前があり(源朝臣徳川家康)、

中韓には血縁集団、個人と2段階の名前があるわけです。(金正恩)

ここで、中韓は現在も血縁集団での相互扶助の慣習があり、助け合いをしていますが、日本は、源氏同士で助け合うとかしてますか?

してないし、そもそも自分が源氏なのか何なのかわからない人が多数ですよね。

日本は、生物学的な血縁集団ではなく、契約による婚姻での集団を大切にしたからです。

なので、明治4年に「姓尸不称令」(せいしふしょうれい)を施行し、藤原の、とか「血縁」をあらわす名称を公的に廃止したのです。『藤原大久保利通』が、『大久保利通』になったのです。

わかりますか!

中国韓国は現在も、金一族で相互扶助をしていますが、日本にはもうそれがない。

契約した婚姻や養子で家族を形成して相互扶助をしている。

にもかかわらず、苗字の最小単位の夫婦をバラバラにしたら、個人だけになってしまう。

戦前は、祖父も従兄弟も苗字が同じである限り、ひとつの戸籍に載っていました。

でも戦争に負けたら戸籍がかわり、核家族だけしか載らなくなった。

それで、家計や育児の相互扶助が機能しなくなり、一家心中や子殺しが増えたのが戦後日本。

あなた!あなたがいま住んでいる家は、同族から継承したものですか? ほとんどの人は違いますよね。

他人から家を借りて賃料を払って、または他人にローンを払っている。

今度は夫婦、親子まで別の苗字にしようとする。個人だけになってしまう!

そうすると弱者からどんどん窮地に追いやられる!

つまり、夫婦別氏とは、日本人の親族間団結を弱体化させ、社会不安を煽り、どこにも帰属しない個人を増やす目的があるわけです。

なぜか? それが共産主義のイデオロギーだから!

夫婦仲良く家庭円満、親族同士ニッコニコな社会環境から、共産革命なんて起きませんよ。

夫婦別氏で親子別氏、誰が自分の親族なのか、どこに住んでいるのか全くわからない状況で、孤立した個人が沢山いる社会だからこそ、変な組織に人が集まるのです。

現に、戸籍が核家族化した戦後、頼る親族がどこの誰なのかわからない人たちが増えて、新興宗教に人があつまり、「相互扶助」をしだし、のちに国政政党をつくるまでに成長しましたよね。

中国韓国はもともと契約による集まりはなく、生物学的血縁で助け合いをする。

日本は、生物学的血縁はとっくの昔に無くして、契約による集団で助け合いをする国です。

その日本から、夫婦別氏で契約集団を無くしてしまったら何も残らない!

路頭に迷ったら即アウト。頼れる叔父さん叔母さんも別氏でアイデンティティーが別枠なので疎遠!

弱者から順番にやられて社会混乱が増強!

共産主義革命に必要な土壌ができる!

国家とは家と家の集まりです。それが日本。

日本人は昔から夫婦同氏で団結してきました。

石破茂総理は、日本の弱体化を狙っているとしか思えない! 

だから日米安保を壊すアジア版NATOなど荒唐無稽なことを言い出し、中国共産党と笑顔で握手する。

夫婦別氏は、日本破壊の第一歩!だから、29%未満でもやりたがる!

私は夫婦別氏(強制的親子別氏)に反対します!

みんなの意見を聞かせてね!

ところで私が書いた『われ、正気か!』という本は、日本が選択的夫婦同氏であった歴史的背景をわかりやすく、地元の言葉、広島弁で解説しました。江戸時代以前から夫婦同氏であることは現在も戸籍を見ればわかる!

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本を既に読んだ人も電子書籍版をスマホに入れて応援してね!

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日本の子供の未来を・守る会の陳情

例えば日本の子供の未来を・守る会の陳情はよくまとまっている(下記は引用):

  1. 日本の夫婦同姓制度は、夫婦でありながら妻が夫の氏を名乗れない中国や韓国の封建的な別姓制度よりも、より絆の深い一体感のある夫婦関係、家族関係を築くことのできる進化した制度です。

    そして、日本では、この夫婦同姓は、日常極めて普通のこととして、一般人にとって何も疑問を覚えるようなことはなく、何の不都合も感じない家族制度です。 婚姻に際し、氏を変えることで職業上不都合が生じる人は、通称名で旧姓を使用することが一般化しており、また、氏を変更する場合も、関係者、知人に告知することにより何の問題も生じません。また、氏を変えることにより自己喪失感を覚えるというような意見もありますが、それよりも結婚に際し、同じ姓となり、これから新たな家庭を築くという喜びを持つ夫婦のほうが、圧倒的多数であり、極めて一般的な普通の感覚です。

    現在の日本の社会において、選択的夫婦別姓制度を導入しなければならない合理的理由は何もありません。

  2. 選択的だから、別姓にしたい人はしたらよい、そのような少数者の意思を尊重するために選択的夫婦別姓制度を導入してもいいのではないかという意見があり ますが、この制度を導入すること自体が、一般大衆が持つ氏や婚姻に関する習慣、社会制度を危うくすることになりかねません。

    すなわち、別姓を望む者は、家族や親族という共同体を尊重することよりも個人の嗜好や都合を優先する思想を持っているのであり、この制度を導入すること により、このような個人主義的な偏った思想を持つ者を社会や政府が公認し推進したようなことになってしまいます。

    現在、家族や地域社会などの共同体の機能が損なわれ、けじめのないいい加減な結婚や離婚が増えたために、離婚率が上昇し、それが原因となって、悲しい思 いをする子どもたちが増えています。

    選択的夫婦別姓制度の導入により、共同体意識よりも個人的な都合を尊重する流れを社会に生み出し、ごく普通の一般大衆にとって、結果としてこのような社 会の悲しい風潮を助長する働きをすることに危惧を持ちます。

  3. 家庭の機能として、次代を担う子どもたちを立派に育て上げるということがあります。しかし、選択的夫婦別姓制度導入論者は、夫婦の都合は声高に述べます が、子どもの都合については、何も考慮に入れておりません。

    夫婦別姓とは、親子別姓を意味するものです。

    一体感を持つ強い絆のある家庭に、健全な心を持つ子どもが育ちます。

    家族がバラバラの姓であることは、家族の一体感を失う作用をします。

    すなわち、子どもの心の健全な成長を考えたとき、夫婦・家族が一体感を持つ同一の姓がよいことは言うまでもありません。

    夫婦同姓の結婚制度は、より進化した結婚制度です。何のために日本の婚姻制度を変え、家族制度を崩壊させようとする動きを推進するのか、普通に生活している一般人の感覚では、理解に苦しみます。

戸籍制度の破壊

家族の破壊

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