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男女共同参画予算とは何のための予算ですか?
男女共同参画予算とは?
男女共同参画予算(ジェンダー・バジェッティング)とは、政府や自治体が男女共同参画を推進するために計上する予算のことです。この予算の目的は、社会のあらゆる分野で男女平等を実現し、性別による格差を解消することにあります。
主な目的
- 男女平等の推進 – 男女が同じ機会を得られるようにするための政策に資金を割り当てる。
- 女性の社会進出支援 – 女性の就業支援、起業支援、リーダーシップ育成などに活用。
- ワーク・ライフ・バランスの実現 – 育児・介護支援、柔軟な働き方の推進。
- ジェンダー視点の政策形成 – 予算編成時に男女のニーズや影響を考慮し、格差を是正する施策を取り入れる。
- ジェンダーに基づく暴力対策 – DV防止、性犯罪対策、被害者支援。
具体的な活用例
- 保育所・学童保育の充実
- 育児・介護休業制度の促進
- STEM分野(科学・技術・工学・数学)における女性支援
- 女性リーダー育成プログラム
- ジェンダー教育や啓発活動の実施
男女共同参画予算は、単に「女性のための予算」ではなく、社会全体の公平性を高め、持続可能な発展を目指すためのものです。
男女共同参画予算の規模はどのくらいですか?
男女共同参画予算の規模
男女共同参画予算の規模は、計上方法や定義によって異なります。内閣府男女共同参画局が公表している2024年度(令和6年度)のデータによれば、以下のように分類されています。
主な予算規模
- 男女共同参画社会の形成を目的とする施策・事業 – 約3,200億円
- 男女共同参画社会の形成に効果を及ぼす施策・事業 – 約10兆2,400億円
これらを合計すると、約10兆5,600億円となります。
ただし、後者の「効果を及ぼす施策・事業」には、介護や福祉、子育て支援、教育関連など、性別を問わず多くの人々が利用する社会保障やサービスが含まれています。そのため、これらの全てが男女共同参画のための専用予算というわけではありません。
したがって、狭義の男女共同参画予算は約3,200億円と考えることができますが、広義には関連する施策・事業を含めて約10兆円以上が計上されています。
この動画によれば「10兆円は事実」。
男女共同参画予算で削減可能なものを教えて下さい
削減可能な事業
男女共同参画予算の中には、見直しや削減が検討されるべき事業もあります。以下のような事業が指摘されています。
- 男女共同参画関連の広報・啓発活動 – 成果が不透明なPRイベントやキャンペーンの見直し。
- 趣味・文化系のワークショップ – ヨガ講座やダンス教室など、男女共同参画との関連が不明確な事業の整理。
- 重複する支援施策 – 既存の社会福祉制度と重複する補助金や助成金の合理化。
- 不明確な効果の研究・調査 – 実施の必要性が低いと判断される調査研究の見直し。
予算の効率的な活用のために、これらの事業は慎重な検討が求められます。
ヨガ講座とかダンス教室は男女共同参画と関係ないだろう。
また、佐賀県立名護屋城博物館では国際交流事業の一環として韓国語講座を実施していますが、これは男女共同参画予算とは直接関係がないと考えられます。
これのことらしい: 令和6年度後期韓国語講座「楽しむ韓国語」を開催します
削減可能な事業の総額は
「算出するのが困難です」
だってさ。
おわりに
消費増税・防衛増税とか言う前に無駄をなくす議論をするのが普通な感覚だと思う。
財務省の言いなりのままに増税路線を進む自民・公明・立民の議員を落選させないと減税は実現されない。
共産・れいわは大企業や高収入者から搾取しようとするから、結局これらも増税政党だ。騙されてはいけない。
みなさん、選挙に行きましょう。まともな政治家を国政に送りましょうね。
この30年以上、給与水準が上がっていないのは先進国と言われる国々のなかでは日本だけ。
無関心のままで既存の大政党に任せておくと、自分達の生活がどんどん苦しくなるよ。